アスベスト(石綿)とは?

アスベスト(石綿)による健康被害の実態

石綿による健康被害と言われている中皮腫の患者は年々増えつづけています。厚生労働省の人口動態統計によると、1960年代の石綿輸入量の増加した時期に潜伏期間(平均約40年)を加えた時期にあたる最近において急増してきています。2005年に中皮腫で死亡された方は911名で、1995年の倍近くになっています。一方、石綿にさらされる業務による肺がん、中皮腫として労災補償を受けている方々も1990年代から増えており、2004年度には186名(肺がん58名、中皮腫128名)、2005年度は715名(肺がん213名、中皮腫502名)、2006年度は1,783名(肺がん783名、中皮腫1,000名)、2007年度は1,496名(肺がん501名、中皮腫995名)でした。

石綿輸入量と中皮腫発生動向
図3 石綿輸入量と中皮腫発生動向
石綿による肺がん・中皮腫の年度別労災認定件数
図4 石綿による肺がん・中皮腫の年度別労災認定件数

平成18年度の石綿ばく露による肺がん、中皮腫の労災認定件数を業種別にみると、製造業と建設業が多くなっています。肺がん、中皮腫それぞれ、認定件数が多い業種は同様な傾向を示しています。

石綿ばく露による肺がん、中皮腫の労災認定業種別件数
図5 石綿ばく露による肺がん、中皮腫の労災認定業種別件数
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