アスベスト(石綿)とは?

Q1 建物・家屋、職場の建物(事務所、店舗、倉庫等)に石綿が使用されているが、どうしたらよいでしょうか?

A1

石綿は、その繊維が空気中に浮遊した状態にあると危険であるといわれています。
 すなわち、露出して吹付け石綿が使用されている場合、劣化等によりその繊維が飛散する恐れがありますが、板状に固めたスレートボードや天井裏・壁の内部にある吹付け石綿からは、通常の使用状態では室内に繊維が飛散する可能性は低いと考えられます。
 もし、建物の劣化や損傷等で、石綿繊維が飛散している恐れがある場合は、建物の管理者または所有者に確認されるか、お住まいの地域の自治体(建築課)へご相談ください。
 また、石綿繊維を吸入することで、必ずしも発病するというわけではありませんが、定期的に健康診断を受けられることをお勧めします。自治体が実施するがん検診などもありますので、お住まいの自治体にお尋ねください。日常生活で咳や呼吸困難、胸痛などの症状がある場合や、その他特にご心配の場合は、近隣の労災病院等の専門医療機関にご相談されることをお勧めします。

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