PCB廃棄物処理助成事業
■PCB廃棄物処理基金設立の背景
PCBはPoly Chlorinated Biphenylの略称で、ポリ塩化ビフェニル化合物の総称であり、絶縁性(電気を通しにくい)、不燃性(燃えにくい)などに優れた特性を有することから、トランス、コンデンサといった電気機器をはじめ幅広い用途に使用されましたが、昭和43年にカネミ油症事件(米ぬか油中に、製造工程で用いられたPCBが混入していたことが原因となった大規模な食中毒)が発生し、その毒性が明らかになり、社会問題化しました。なかでもコプラナーPCBと呼ばれるものは毒性が極めて強くダイオキシン類として総称されるものの一つとされています。
トランス
コンデンサPCBは昭和47年に製造が中止されましたが、PCB廃棄物の処理施設の整備は難しく、30年以上の長きにわたってPCB入りトランス等が事業者により保管されつづけています。このままでは紛失等による環境汚染が懸念されること、国際的にもPCBの早期処理が求められていること、より安全な化学処理方法が確立したことなどから、平成13年にPCB廃棄物適正処理推進特別措置法の制定及び環境事業団法の一部改正が行われました。これによりPCB廃棄物を所有する事業者は平成28年7月15日までにPCB廃棄物を処分することが義務付けられ、また、環境事業団がその処理の受け皿としてPCB廃棄物処理事業の実施を担うことになり、任務を遂行してきました。機構では、同事業の中の、PCB廃棄物処理基金に係る業務を引き継ぎ、実施してまいります。
■PCB廃棄物処理基金のしくみ
PCB廃棄物処理基金は、国、都道府県からの補助金と産業界等民間からの出えん金で造成されています。この基金は、日本環境安全事業株式会社(旧環境事業団)のPCB廃棄物処理事業及び環境大臣が指定した処理事業者に対し、中小企業者等が保管するPCB廃棄物の処理費用の軽減及びPCB廃棄物処理の研究・研修等の促進を目的として助成を行います。
<PCB廃棄物処理基金のしくみ>
■PCB廃棄物をお持ちの中小企業者等の皆様へ
PCB廃棄物の処理につきましては、環境大臣が指定した事業者である日本環境安全事業(株)(JESCO)が行っておりますので、処理の申込みなどにつきましては、同社にお問い合わせください。
<日本環境安全事業(株)の問合せ連絡先>
〒105-0014
東京都港区芝一丁目7番17号 住友不動産芝ビル3号館 4F
日本環境安全事業株式会社
営業部管理課 03-5765-1935(直通)
詳細につきましては、次のサイトをご覧下さい。
(新しいウィンドが開きます。)
日本環境安全事業(株)のホームページ
■軽減事業について
■振興事業について
PDF書類をご覧になる場合は、Acrobat Readerが必要です。
(Windows95以上のパソコンをご使用のかたは、Acrobat Readerが無償でダウンロードできます。)