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モンゴルにおける森林再生とCDM推進
のための国際フォーラムの開催


団体名: 財団法人 ひょうご環境創造協会
所在地:

〒654‐0037
兵庫県神戸市須磨区行平町3‐1‐31
TEL:078‐735‐2738 
FAX:078‐735‐2292
URL:http://www.heaa-salon.or.jp

団体の設立経緯・目的:

 

 昭和47年に兵庫県、神戸市、神戸商工会議所の出捐により測定分析、環境調査機関として設立。平成8年に兵庫県の環境創造基金を受け入れ改組、環境創造活動の支援、環境に関する国際協力等も行っている。
対象地域: モンゴル国・ウランバートル市・セレンゲ県トジーンナルス地区
活動形態: 知識の提供・普及啓発
活動分野: 自然保護・保全・復元
本プロジェクト助成継続年数:2年目

■活動の概要

〈活動の背景と目的〉
 財団法人ひょうご環境創造協会(以下「協会」という)では、平成11、12年度にモンゴル国の森林再生計画支援事業として、環境省の「温暖化対策クリーン開発メカニズム事業調査」を(財)地球環境センターを通じて受託し、兵庫県、(株)神戸製鋼所、コープこうべと協力しながら植生等調査、試験植林、樹木成育量調査を実施し、CDMプロジェクトの立案に取り組んできた。
 (株)神戸製鋼所、コープこうべにおいては、先行して平成12年度から600haの規模の植林をモンゴルで展開している。
 当協会では、モンゴルにおけるこうした民間ベースの植林のさらなる展開を図っていくため、窓口として、協会会員企業や登録環境NPO等への参画を呼びかけていくとともに、カウンターパートとの連絡調整や兵庫県の技術協力を得ながら、実施済みの植林樹木の維持管理手法、苗木の生産方法の改良などの検討を行うほか、今後ニーズの高まると予想されるCDMの活用について、植林樹木の成育量等のモニタリングデータを用いてその実行性を検討し、有用な情報を企業等に提供することにより、植林事業への参画を呼びかけていく。

〈活動の概要〉
1.モンゴル植林事業の技術支援
 平成14年8月20日〜26日までモンゴル国への学識者及び植林技術者を派遣し、セレンゲ県及びウランバートル市内の育苗場において苗の養成方法について現地の技術者に対する技術指導及び技術研修を実施した。
2.モンゴルの森林再生・森林管理に関する国際フォーラムの開催
 「モンゴルでの森林再生・森林管理」をテーマに平成14年8月22日にモンゴル国ウランバートル市内でフォーラムを開催した。モンゴルの林業関係者も多数参加し、モンゴルでの持続的な植林技術のあり方について活発な意見交換が行われた。
3.植林成育状況等モニタリング調査
 平成14年5月からモンゴル国NGOであるモンゴル森林フォーラムへ委託して、モンゴル国セレンゲ県での火災跡地及び天然林に設定した4カ所調査区で、生育状況等のモニタリング調査を実施した。
4.森林再生国際協力推進フォーラムの開催及びホームページの作成
 県内のNGOや企業に参加・協力を呼びかけるために、神戸市内で「森林再生国際協力推進フォーラム」を開催するとともに、当協会のホームページ内にモンゴルの森林再生支援活動のページを新たに作成した。
 
森林再生国際フォーラム(inウランバートル)。

〈活動の結果と効果〉
1.植林に関する技術支援
 モンゴルでは苗木養成段階で「間引き」の概念がなく、今後の実験を通して間引きの効果を評価することが必要であると考えられた。森林再生を推進するためには優良苗木の安定供給が不可欠であり、そのためには苗木養成方法の改良、技術者の研修・育成が有効と考えられた。
2.モンゴル国での森林再生に関する国際フォーラムの開催
 NGO組織であるモンゴル森林フォーラム(MFF)の積極的な協力のもとに開催し、モンゴル国側から60名をこえるNGO、林業関係者、行政関係者等の参加があり、実りあるフォーラムであった。今後は森林保全に関する幅広い環境教育や普及啓発も重要と思われた。
3.植林成育状況等モニタリング調査
 植林後の苗木の経年的な生存率と樹木の成長量、山火事跡地の天然再生等について貴重なデータが得られた。モニタリング調査の結果、山火事跡地の植林地の中にかなりの比率で実生による天然更新が見られた。CDM事業の成立を検討する上でも、さらにデータ蓄積の必要があると思われた。

助成額 5,900千円)
 

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