| 団体名: |
社団法人 中国生物多様性保護基金会
CHINA BIODIVERSITY PROTECTION FOUNDATION |
| 所在地: |
北京市崇文区外西苹新里98号
TEL:01‐6871‐7191
FAX:01‐6871‐3836
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本基金会は宣伝教育を通して社会を動員し、生物多様性保護の関心と支援を求め、持続的発展戦略を実施し、人類の美しい自然という大家庭を建設する目的をもって、1998年12月に設立された。1985年に設立されたミ鹿保護基金会がその範囲を拡大して、発展したものである。 |
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■活動の概要
〈活動の背景と目的〉
中国においては自然保護区が1, 700カ所余りあり、そのうち国家級のものが200カ所あるが、大部分はその所属が多岐にわたり、統一した管理体制も無く、それぞれ勝手に管理されており、その管理も不十分であった。こうしたことに鑑み、系統立った有効な研修を実施することとした。本基金会は元来絶滅に瀕した中国原産のミ鹿の保護と繁殖を目的として設立されたものであり、その後、生物多様性保護基金会と改称したので、生物圏保護には大きな関心を持っており、本研修を担当するに適した機関である。
中国の生物圏すなわち自然保護区は植物、動物、海洋生物、地形的には湿地、砂漠、半乾燥地、乾燥地と多様である。本年は乾燥地の新疆省、半乾燥地の北京市の教師を対象として北京市で実施した。
〈活動の概要〉
本年度の活動は平成14年7月、11月、平成15年1月の3回で、毎回50名〜70名の参加者があった。参加者は自然保護区の管理者、教師が主で、特に第3回目は小中学校の教師を主対象とした。また、新疆省については、当初は昨年他省で実施した際に参加を要請したが、同省の45カ所の自然保護区から参加するには片道でも2〜3日を要し、とても参加できないということで今回、新疆省1省を対象とした。研修は前回と同様、中国のその分野の権威ある専門家が特別に編纂したテキストを使用し、講義と分科会を行い、また参加者が自身の問題点や経験を披露し、最後に同地区の自然保護区を見学するというものである。本年度は教師向けのテキストを編纂した。また、中国にいる国際及び海外の関係機関の専門家も参加した。最後に総括とアンケート調査を実施。
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〈活動の結果と効果〉
今回の一連の研修は、自然保護区の管理に関して、内外の先進的知識が得られ、縦割り行政の弊害から横の連絡の少ない自然保護区相互間の経験交流や、各参加者の問題意識の整理ができた。また、特色あるテキスト(3種類)及び総括したDVDが作成され、従来に例を見ない効果をあげた。参加者のアンケートに、研修期間の延長や今後も継続して実施して欲しいこと、今後の関連情報の流通ルート確立等の強い要望が出されたことは、本研修の評価が高いことを示している。中国は世界でも有数な自然の宝庫であり、その保護は世界への義務である。中国もそれを十分認識しており、この一連の活動を通じて、中国の自然保護区の状態が明らかになり、その保護を強化するためのひとつの契機となることが望まれる。事実、昨年度の海南島の研修にはドイツ人専門家が、本年度の北京での研修には米国企業関係者が参加している。
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