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パリシュリは1986年に設立された地域開発NGOである。活動の目的は、(1)社会・経済・環境活動を通じた辺境貧困地域の持続可能な開発、(2)平和共存と生活の質の改善、(3)生物多様性の保全である。 |
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■活動の概要
〈活動の背景と目的〉
チリカ湖はインド東岸オリッサ州にある国内最大の潟湖(汽水湖)である。湖内・周辺では、132もの漁村に約15万人が住み、そのうち約70%の住民は漁業によって生計を立てている。
しかし現在チリカ湖は、以下のような自然的及び人的な危機に直面している
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上流部の農地開発、森林伐採などによる土砂流入。 |
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エンジン付きボート、目の細かい漁網などによる過剰漁獲。 |
本事業は、湖のユニークな生態系に関する周辺住民の認識の高揚、その保全に不可欠なステークホルダーの役割を理解するためのアウェアネス活動の実施と、それに基づく保全と賢明な利用への具体的な住民参加を目指すものである。
〈活動の概要〉
今年度は3年間の事業のまとめとして湖南西部20村・北部20村を対象に、次のような活動を行った。
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ステークホルダー自身がアイデアを出した環境教育普及・広報用資料(子ども環境アウェアネスブック、普及・広報パンフレット「チリカの鏡」、環境ソングなど)、手法(ウォールペインティング、自然観察路、ネイチャーキャンプ)の開発・制作・実施。 |
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ファシリテーター・教員を対象に行った実践的なトレーニングワークショップ。 |
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環境教育普及の地域の核となる環境アウェアネス・教育センター(CEAE)、湖沼環境教育設備フローティングCEAE、自然観察路の開設とその活用。 |
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国際的な観点からの技術移転、評価・成果の共有のための国内外専門家を招聘してのシンポジウム開催。 |
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対象地域外のステークホルダーへのアウェアネスキャンペーンとして「世界湿地の日」の開催(ボートラリー、作文コンテスト他)。 |
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| 滋賀大学の協力による、環境教育の実践者を対象にした実習。 |
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〈活動の結果と効果〉
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第1・2年度に湖南西部・北部で行ってきたアウェアネス実践・手法をさらに充実させることができた。 |
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チリカ湖の環境の悪化とその崩壊の原因、貴重な水産資源などに関する人々の認識がさらに深化した。 |
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湖保全をめぐるさまざまな組織・階層の人々のネットワークが強化された。 |
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ファシリテーターや教員の環境教育普及能力・具体的な手法が順調に育成され、湖保全に対する意欲が高まった。 |
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自然観察路やフローティングCEAEの開設により活動の幅がさらに広がった。 |
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子ども環境アウェアネスブック、パンフレット、環境ソングなどのIEC(情報、教育、コミュニケーション)キットが製作され、活用された。 |
本事業にはNGO、CBO(地域活動市民団体)など国内外の各機関・主体の参加を得ることができ、さまざまな視点から活動を進めることができた。また、非常に多くのステークホルダーの参加に基づいたボトムアップ形式で、計画通りに活動できたことが評価できる点である。
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