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野菜いかだを用いた印旛沼の水質浄化活動


団体名: (特定)印旛野菜いかだの会
所在地:

〒285‐0846
千葉県佐倉市上志津1284‐8
TEL:043‐488‐2515
FAX:043‐488‐2515

団体の設立経緯・目的:

 

 印旛沼の水質浄化を目指し、市民が等しく水辺に遊べる環境を復元する為の、あらゆる具体的な実践活動に取り組み、その成果を上げることを目的とする。
対象地域: 千葉県佐倉市印旛沼及び農業用水路
活動形態: 実践
活動分野: 自然保護・保全・復元
本プロジェクト助成継続年数:2年目

■活動の概要

〈活動の背景と目的〉
 印旛沼の水質は全国のワーストNO.3です。「富栄養」の沼は、夏の猛暑の中、アオコ(植物性プランクトン・藍藻類)のみが元気に繁殖し、水面を覆い、生態系は成立していません。
 そのアオコを消す空芯菜を栽培する野菜いかだを普及し、水質の改善、生態系の保全と回復、親水性の向上を目標に、2000年5月市民のボランティア活動「印旛野菜いかだの会」を組織しました。


〈活動の概要〉
 平成14年度も4月より準備し、5月中頃から空芯菜の水耕栽培による水質浄化実験を実施しました。野菜いかだは総数130台を浮かべ、約400mの排水路の浄化研究を進めました。
 古いいかだは3年目になり、浮きタンク・栽培かごの劣化がひどく細かく壊れ、大水の時など沼まで流れ出ていました。至急処置し、新しい品に交換したり、竹かごに取りかえたりしています。
 夏から秋は空芯菜、冬は京菜などを栽培し、そのまわりにはたくさんの魚の姿が確認できました。
 8月18日には126名が参集し、収穫祭を行いました。昨年に続き、今年も10月4日NHKの“おはよう日本”で生放送され、大勢の視察者が訪れました。
 
空芯菜の栽培実験。

〈活動の結果と効果〉
 猛暑の7月〜9月の沼はアオコ藍藻プランクトンが大量発生し、水面を覆って水中に光を通さないので、沈水植物、水棲昆虫、魚はすめません。しかし、この実験水路では、野菜いかだで暑さに強い空芯菜を栽培し、アオコの繁殖を抑え、その結果、水中に光が通るので沈水植物、水棲昆虫、魚が確認できました。 千葉県環境研究センター水質研究室の指導により、COD、アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素、硫酸性窒素、SS、リン酸リンの調査と、植物性プランクトン・動物性プランクトンの顕微鏡写真による確認にも成功しました。いかだの下にはたくさんの動物性プランクトンや魚が集まっています。11月にはヤリタナゴを発見しました。この魚は二枚貝との共生なので、貝がいる水環境はヘドロが減少している証拠と確認できます。
 冬期は京菜を栽培し、今年は食品化の研究に着手しました。

助成額 1,800千円)
 

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