助成について

間伐材利用による森林保全と温暖化防止事業

活動地域 活動分野
東京都 森林保全・緑化
団体名
(特定)環境デザイン・アソシエイツ
所在地
〒102-0073
東京都千代田区九段北2-3-7 九段前川ビル4階 丸ノ内建築事務所内
TEL:03-3263-2622/FAX:03-3263-2624
団体の設立経緯・目的
建築デザイン分野を通して環境問題に取り組むことを目的として平成16年に特定非営利団体として認可を受け設立。以下の三つの事業を柱として活動している。
1.木材、間伐材の利用促進を展開する自然環境保全事業
2.自然環境との共生を目指した地域環境保全事業
3.身近な環境問題を考える生活環境保全事業
主な活動対象地域
日本国内
活動形態
実践
活動分野
森林保全・緑化
本プロジェクト助成継続年数
2年目

材種別テストピースの試験結果の検証

活動の概要

活動の背景と目的

京都議定書が発効し日本は平成2年比で6%のCO2削減が求められている。しかし現状は排出量が増え目標達成は極めて厳しい状況にある。6%削減のうち3.9%(1,300万炭素トン)は森林での吸収が認められている。これは日本に求められている削減量の65%に当たり、育成林のすべて1,160万haが対象となるが現状では3.9%を大幅に下回っている。輸入材の増加で国産木材の使用が減り、間伐されずに放置されている森が15%にも達し大きな問題となっている。
 間伐材を積極的に利用することで、放置林を無くし森を育て、温暖化ガスの削減につなげることを目的とした本事業は、間伐材を利用した木製建具を教室内側に取り付け冷房化が進む小中学校の省エネと防音の性能を高め、壁に間伐材の板を張り家具備品にも間伐材を使用した教室の木製化を広く展開する。

活動の概要

日本国内の森林の状況や林業の現状、木材の市場などについて、全国森林組合連合会、青森県、岡山県、愛媛県各森林組合に間伐材の市況、供給状況、コストと間伐材利用の現状と問題のヒアリング調査を行い活動計画の背景を確認した。
 また、日本集成材協同組合、メーカー、などに協力を依頼し木製建具の部材強度試験、部材の標準化、コストの検証などを行った。
 今回の活動に際し、つくば市にある独立行政法人森林総合研究所において集成材の適合材種、強度試験方法、接着剤などについて教示を受け活動に役立てた。

活動の結果と効果

ヒアリング調査を行った各森林組合とも間伐材(木材)の積極的利用について、小中学校の省エネ対応として木製建具を使用することへの期待と関心が高いことが確認された。
 スギ、ヒノキ、ヒバ、カラマツの4樹種について集成材テストピースを製作し、強度試験等を行った結果、いずれも満足する結果が得られたことで実際に展開する場合、その地域に産する材料から木製建具の製作が可能であることが確認できた。
 しかし、部材接合部の研究や製作コストに課題が残った。

(助成金額:944千円)

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