助成について

市民参加型の風力発電づくり事業

活動地域 活動分野
大阪府 地球温暖化防止
団体名
自然エネルギー市民の会
所在地
〒540-0026
大阪府大阪市中央区内本町2-1-19-470
TEL:06-6910-6301/FAX:06-6910-6302
URL:http://www.parep.org
団体の設立経緯・目的
当会は、市民の共同出資による自然エネルギー発電所の設置運営を行い、地球温暖化防止と自然エネルギーの普及啓発に資することを目的として、大気汚染と地球環境を考える全国市民会議、気候ネットワーク、おおさか市民ネットワークが中心となり、広く個人・団体の参加を得て、2004年に設立されました。
市民共同太陽光発電所を運営し、風力発電の候補地探索、風況精査、自然エネルギー普及策の提言、出前授業などの啓発活動に取り組んでいます。
主な活動対象地域
京都府丹後地方、主として一寸法師山周辺
活動形態
実践
活動分野
地球温暖化防止

一寸法師山での植物調査

活動の概要

活動の背景と目的

地球温暖化防止のためには風力発電をはじめとした自然エネルギー普及が決定的に重要です。現在全国各地で風力発電の建設が進んでいますが、さまざまな問題、特に地域住民・団体との意見調整ができず計画を変更したり、断念する例も出てきています。

こうした事態を回避するためには、市民風車と呼ばれる市民参加型の風力発電所の建設による地域重視のスキーム並びに進め方が求められます。

そこで当会では、今後市民風車の取組みが全国に広がっていく際のモデルとなるように、地域と連携した市民風車づくりのプロセスとして環境影響調査に取り組み、その成果を手引きとしてまとめ、広く配布することで、風力発電などの自然エネルギーの普及に貢献することを目的としました。

活動の概要

6月の市民風車ワークショップの開催を皮切りに、環境アセスメント委員会の組織、生物調査、歴史と文化調査、景観調査、水質調査、騒音調査を実施しました。

この活動には、地元NPO、地球温暖化防止活動推進委員、自治体などの幅広い協力を得て、中間報告書をとりまとめ公表しました。2月に「たんご市民風車フォーラム」を開催して、中間報告に基づき丹後での市民風車の可能性について報告するとともに、公開の意見交換の場を持ちました。

以上の経験を踏まえて「市民風車の参加型環境影響調査活動の手引き」(A4版24ページ)を作成し、関係団体に配布するとともに、ホームページに公開しました。

活動の結果と効果

本活動は、風力発電の参加型環境影響調査の初の実践例です。活動を通じて、風力エネルギーが地域の共有財産であり、住民参加型の開発手法があることが、地元のNPOや自治体関係者に認識されました。またマスコミにも取り上げられ、今後、地域全体に認知される契機となりました。

市民風車の環境影響調査が、住民参加に好適な開発プロセスとして今後さらに活用されることが期待されます。また、一般事業者や自治体等においても、住民参加を今後の風力発電開発の重要な要素として考慮することが大切であり、本活動がその契機になることを期待するものです。

「市民風車の参加型環境影響調査活動の手引き」は、市民風車の参加型環境影響調査のノウハウを初めてまとめたものであり、今後実践の指針になるとともに、さらに経験を付加されてより内容豊かなものへと発展させる基礎となると考えます。

(助成金額:2,281千円)

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