助成について

被災地における環境保全型農業の推進によるコットンの循環システム構築のためのモデル事業

所在地 活動分野
福島県 環境保全型農業等
団体名
(特非) ザ・ピープル
所在地
〒971-8101
福島県いわき市小名浜字本町11-1
TEL:0246-52-2511/FAX:0246-52-2511
URL:http://www.iwaki-j.com/people/
団体の設立経緯・目的
身近な生活環境改善の実践を目指し、任意団体ザ・ピープルが平成2年設立。古着リサイクルと障がい者福祉・海外支援・社会教育・まちづくりなどの活動を連携させながら、住民主体のまちを住民自身の手により作り出そうと展開。平成16年にNPO法人格を取得し現在に至る。
主な活動対象地域
日本国内
活動形態
実践
活動分野
環境保全型農業等
本プロジェクト助成継続年数
1年目

信州大学での綿花収穫体験

活動の概要

助成活動の趣旨・目的

3.11東日本大震災後、福島県いわき市ではさまざまな問題が生起している。特に農業に関しては、塩害・放射能汚染・計画的避難等により耕作放棄された農地についてその復元を図る必要がある。そのための対策として、綿花を対象作物とする環境保全型農業を推進するモデル的な取り組みを行う。
 さらに、地域内外で本事業への参加者募集や事業成果の環境教育としての整備などを通して、理解者を育成する意識啓発事業としての側面も併せ持つ活動とする。
 活動の実施には、計画的避難等により避難された方や都市部からの若者など援農希望者を募集し、綿花栽培から収穫、製品化への従事を働きかける。
 当団体では大震災以前より地域内でファイバーリサイクルの取組みを実践してきた。その中で培われたネットワークを活かして、活動指導者・有機農法等専門家・援農グループ代表者・農地所有者・営農者・就農希望者などからなる検討会を組織し、実証事業実施に係る検討を行う。
 そして、このモデル事業の実施により、疲弊した農地の地力の回復、活動従事者の環境意識等の向上、綿花の播種から収穫・製品化に至るオーガニックコットン循環システムの構築を図る。

助成活動の成果と効果

活動指導者・有機農法等専門家・援農グループ代表者・農地所有者・営農者・就農希望者などからなる実行委員会による実証事業実施に係る検討会を行い、検討委員会を結成することができた。
 本格的な事業実施の準備期間として、循環配慮型農産物の生産手法の先進地見学・研修・学習会を開催したことによって、環境配慮型農業に対する理解が深まるとともに活動従事者の環境意識が向上した。
 生産農地10.5反、耕作協力者を事業計画通りに確保することができ、24年度以降の綿花栽培の見通しが立ち、新たな農業のビジネスモデルを提案することができた。
 さらに首都圏からの参加者が、実際に被災地での農作業体験を通して、生産された農産物に対する正しい知識を身に付け食の安全基準を把握し、いわき農業に対する理解者や支援者が地域内外に於いて増加した。

(助成金額:1,600千円)

助成活動の実施結果

  • ●本事業の検討委員会の組織化
     12月27日 第1回事業化検討委員会開催
      3月29日 第2回事業化検討委員会開催
  • ●本格的な事業実施の準備期間として、循環配慮型農産物の生産手法の研修・学習会を開催
     1月17日 先進地視察研修バスツアー開催
     視察先:小諸エコビレッジ・信州大学
     講 師:渡邊智恵子氏・金勝廉介氏
     1月26日 記念講演会 会場:産業創造館
     講 師:渡邊智恵子氏
     2月25日 学習会 会場:玉川自治会館・金成公園
     講 師:小野隆氏
  • ●生産農地の確保と土壌作り
     耕作協力者の集計状況
     栽培地:泉町・小名浜・遠野町・小川町・平下高久・好間町 各1ヶ所
     平下平窪・久ノ浜 各2ヶ所
     久ノ浜第一小学校・久ノ浜第二小学校・久ノ浜中学校
  • ●耕作者の決定
     耕作協力者:現在7名 今後も継続して募集を実施する。
  • ●援農体験事業の開催
     3月3~4日 援農体験バスツアー
     3日視察先:津波被災地・仮設住宅群・広野町Jビレッジ
     ガイド:ふよう土2100
     4日援農体験会場:遠野町為朝集落

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