釧路沿岸におけるシャチおよびザトウクジラの生態調査と啓発活動
任意団体 Orca.org さかまた組
活動地域 |
活動分野 |
北海道釧路市街と釧路沿岸~沖合 |
自然保護・保全・復元 |
- イベント参加者数
- 延べ1,142人
- ホームページのページビュー数
- 22,596ビュー
- 市民ツアーへの応募者数(募集人数は20名)
- 243名
- 目標達成率
- 80%
ザトウクジラと出会って、笑顔で喜ぶ市民達
成果と工夫したポイント
- 市民ツアーへの応募者多数(20人枠に240名の応募)・・報道各社にツアーの目的を盛り込んだ告知記事掲載を依頼
- エコツアー可能性調査の成功・・道職員に同行を提案、実体験に基づく協力を得られるよう企画
所在地
〒051-0003
北海道室蘭市母恋南町2 -27- 9
TEL:090-8426-1257
HP http://homepage3.nifty.com/sakamata/
Facebook www.facebook.com/orca.org
助成金額
平成26年度 1,500 千円
助成の種類
入門助成
1年目
調査研究
課題
①釧路沖には希少種を始め鯨類が多く来遊するが、棲息状況に関する知見が少ない。②釧路沖の生物に関する情報が不足しているため当該海域の重要性や独自性が地域住民らに認識されておらず、保全の土壌が培われていない。
目標
行政らのサポートで海洋生物モニタリングの仕組みを定着させる。地域住民や観光客に釧路沖の重要性とその保全の経済的・教育的意義を伝達し、希少種シャチの生息海域であると広く知らせ、保全のきっかけとする。
活動内容
- 海洋生物を対象とした調査の実施により釧路沖の海洋生態系の現状を把握した。
- 調査期間中に写真や模型・説明パネルを用いた展示の開催、地域住民や関係者らに当該海域の魅力・現状と課題に関する情報提供により関心惹起に努めた。
- 市民や行政関係者らを対象とした体験ツアーの実施を基盤に、調査同行型エコツアーのモデルを実施することで、本格実施にむけての各種データを収集した。市民36名・行政関係者ら6 名・他に学生・調査のサポーターらを含めると調査への参加者は10航海で142名となり、幅広い層への知識や体験の伝達ができた。さらに報道計10社の協力を得て、当該地域はもとより道内外へ広く釧路沖の魅力を発信できた。
達成できたこと
- 海洋生物を対象とした調査の実施により釧路沖の海洋生態系の現状を把握した。
- 調査期間中に写真や模型・説明パネルを用いた展示の開催、地域住民や関係者らに当該海域の魅力・現状と課題に関する情報提供により関心惹起に努めた。
- 市民や行政関係者らを対象とした体験ツアーの実施を基盤に、調査同行型エコツアーのモデルを実施することで、本格実施にむけての各種データを収集した。市民36名・行政関係者ら6 名・他に学生・調査のサポーターらを含めると調査への参加者は10航海で142名となり、幅広い層への知識や体験の伝達ができた。さらに報道計10社の協力を得て、当該地域はもとより道内外へ広く釧路沖の魅力を発信できた。
達成できなかったこと
調査のメイン対象種のデータが期待通り得られなかったこと。原因は、この種の動向変化によるものと考えられるが、その原因は判然とせず、観察継続の必要性を感じた。
今後の展望
- 釧路沖の認知度を上げるための活動を強化し保全活動の発動へとつなげる。
- 行政や教育界、市民団体らとの連携により、実効性のある保全の仕組みづくりに寄与する。
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