「国連生物多様性の10年」推進事業Ⅲ
任意団体 国連生物多様性の10年市民ネットワーク
- イベント参加者数
- 500人
- 生物多様性条約第12回締約国会議参加者数
- 80人
- 抽出したホットスポット
- 70ヵ所
- 目標達成度
- 90%
COP12のサイドイベントでの発表
成果と工夫したポイント
- 年3 - 4 回の会合を継続して開催できた。
- COP および準備会合に合わせた会合開催場所を5 カ所に拡大できた。
- ホットスポットの取材を通じ、沖縄・九州・高知・山陰の地域NGOとの連携を強化した。
所在地
〒451-0001
愛知県名古屋市中村区
那古野1 -44-17 嶋田ビル203号室
TEL:090-9895-2055
http://jcnundb.org/
助成金額
平成26年度 5,878千円
平成25年度 6,100千円
平成24年度 6,100千円
助成の種類
一般助成
3年目
国際会議
課題
生物多様性保全について、自然資本を軸にした、日本の稲作漁労文化の文化的価値の再発見と新たなライフスタイル構築に向け、現場(市民)・NGO・科学者・行政連携のダイアログプラットフォームづくりを目指した。
目標
社会的な論点となる「生物多様性ホットスポット」の可視化と、アジア型の稲作漁労の明るい展望をもたらす事例開発を取りまとめ、アジア版の保全スタイルを国際会議を通じて国際社会と共有することを目指した。
活動内容
- 「 海とたんぼからのグリーン復興会議」を開催し、ロールモデル検討の基礎となるグリーン復興事例を収集した。
- COP11(インド・ハイデラバード)・COP12(韓国・ピョンチャン)及びその準備会合(WGRI/SBSTTA/ 8 (j)WG)に継続的に参画した。
- 生物多様性が豊かだが危機的状況にあるホットスポットの保全に向け、その抽出と情報収集およびウェブによる可視化を進めた。
達成できたこと
- 毎回約10件のグリーン復興事例を収集し、ロールモデル検討の基礎を蓄積できた。
- 事前の勉強会による動機付けによりCOP12に約80名の参加を得た。今後の国際会議における提言活動の強化に向けた増力化ができた。
- ホットスポットを約70件抽出し、そのうち9件を可視化してウェブサイトに掲載できた。
達成できなかったこと
COP およびホットスポットの活動にリソースを集中したため、ロールモデル検討については具体化するまで議論を深めることができなかった。
今後の展望
- ロールモデル検討の継続
- 国際会議での提言活動の強化
- ホットスポットの事例増強およびグッドプラクティスの収集
目次