自然災害を受けた地域の現状調査と生物多様性回復への支援
任意団体 生物多様性JAPAN
活動地域 |
活動分野 |
東北地域 |
自然保護・保全・復元 |
- イベント参加者数
- 延べ410人
- イベント満足度
- 90%
- 配布資料数
- 1,500冊
- 目標達成度
- 70%
2014年仙台での国際会議
成果と工夫したポイント
「災害と生物多様性」に関するフォーラムを1 回、国際シンポジウム、セミナーを3 回開催。
「環境保全の手引き 減災(災害リスク軽減)について」を翻訳、2,000部印刷、広く配布。
所在地
〒112-8551
東京都文京区春日1 -13-27
中央大学理工学部生命科学科 西田研究室内
TEL:03-3817-7193
FAX:03-3817-7193
http://www.bdnj.org
助成金額
平成26年度 3,229千円
平成25年度 3,300千円
平成24年度 1,972千円
助成の種類
一般助成
3年目
国際会議
課題
- 東北地域の地震・津波災害の生物多様性への影響が不明であったこと。また、世界の事例を調査、交換する必要があった。
- 今後の災害時に、生物多様性を保全し回復を図るための指針作成の必要があること。
目標
- 東北地域の地震・津波災害の生物多様性への影響調査。
- 各国の事例を収集するとともに国際間の連携をつくり、生物多様性保全の指針作成すること。
活動内容
- 1 年目は国内の事例収集を行い、3 月10日「災害と生物多様性」フォーラムを東京で開催。
- 2 年目は震災被災地域での両生類調査を2014年2 月・3月に実施。2014年1 月、東京で国際シンポジウムを開催した。参加者の一部は東北の現地視察と、現地でのディスカッションを行なった。「環境保全の手引き 減災(災害リスク軽減)について」を翻訳、印刷、広く配布した。
- 大規模災害多発国の専門家10名を招聘し、国際的な視野から問題点を審議し、災害時における生物多様性に関連する問題をどのように扱うべきかの指針作成をめざす「大規模自然災害と生物多様性国際シンポジウム」を9 月6 -8 日に東北大学において公開で開催した。
達成できたこと
- 2012年度のフォーラムでは、環境省、研究者、NGO との緊密な意見交換と連携ができた。
- 「環境保全の手引き 減災(災害リスク軽減)について」を翻訳、2,000部印刷、広く配布。
- 2013、2014年度の国際シンポジウム、セミナーで延べ300名が集まり、東北地域のNGO、研究者、行政担当者を含め、海外の事例紹介もあり、情報交換と知識の普及ができた。
達成できなかったこと
- 東北地域の生物多様性への被害調査は担当者の事故等で両生類しかできなかった。
- セミナー等が、通訳なしだったため一般市民が参加しやすい形で開催できなかった。
今後の展望
3 年間の国内、国際会議(フォーラム、セミナー、シンポジウム)の内容を本にまとめ、配布する。
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