小網代における河口干潟・陸域湿地の総合的な保全・活用への協働的な取組み

課題

2010年に集水域の完全保全が実現したが、河口干潟ならびに周辺の亜潮間帯ではな お適切な保全策がなく、河口干潟、陸域の淡水性湿地、アマモ群落の広がる亜潮間帯 域を含めた10ha 規模の保全の実現を目指す。

活動内容

2012年度に引き続き貴重生物調査を継続・拡大し、湿地生 態系全体の保全計画ビジョンをまとめるとともに、可能な範 囲での保全整備を実践する。また2014年の陸域の保全地区一 般公開に向け、これまでの活動を通じて確立してきた地域住 民・行政・地元漁協・企業との連携をさらに深めるため、関 係者の協働できるボランティアプログラムを実践する。

今後の課題

• 引き続き、関係行政に干潟保全の必要性を訴え、具体的な施策の実現につなげたい。
• 調査・整備活動、こども小網代ボランティアを継続する。