助成について

生物多様性保全のための民間保護地域の特定・保護支援プロジェクト

任意団体 国際自然保護連合日本委員会

活動地域 活動分野
全国 自然保護・保全・復元
イベント参加者数
延べ150人
民間保護地域の世界動向調査
17ヵ国
民間保護地域報告書のリーチ
800部
目標達成度
35%
第6 回世界公園会議での発表の様子
第6 回世界公園会議での発表の様子

成果と工夫したポイント

この分野で先駆的に活動しているIUCNや、日本野鳥の会等との国内外の連携構築することで、民間保護地域という最新の保全手法について、国際発信・海外事例収集や国内事例検討など多角的にまとめ、普及を行った。

所在地

〒104-0033
東京都中央区新川1 -16-10 ミトヨビル2 階
TEL:03-3553-4109
FAX:03-3553-0139
http://www.iucn.jp/

助成金額

平成26年度 4,300千円

助成の種類

一般助成
1年目
知識の提供・普及啓発

課題

市民、企業主体による生物多様性保全の取組みが、国内や世界に広がる一方、それらを保護地域として認める手段がなく、法的な保全措置もない。

活動内容

  • 民間保護地域に関する活動計画やプロジェクトチームの構築。メールベースのディスカッションと2 回の検討会開催。にじゅうまる関東地域ミーティングにおける戦略会議の実施(分科会参加者6 名、環境省・NGO・研究機関などの専門家)
  • 検討会等を通じた、民間保護地域に関する日本の事例把握( 報告書に4 件記載)や、保護地域の定義の作成
  • 国際会議(IUCN 第6 回世界公園会議、生物多様性条約第12回締約国会議)への参加やイベント開催などを通じた国際的な動向把握と日本の事例提供
  • 上記成果をまとめた冊子(1000部発行、里山保全団体等に配布)の制作

今後の課題

世界の議論に合わせ、日本の民間保護地域を特定し、世界データベースに登録していくための仕組みづくり(定義・指針・認証体制・海外への報告の流れ)と事例作り


目次

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