連携・協働しながら行う未利用放牧地のブナの森への復元活動~「孤」から「環」に広げて自然環境保全モデルを構築~
(特非)森のライフスタイル研究所
活動地域 |
活動分野 |
長野県木島平村カヤの平高原 |
自然保護・保全・復元 |
- イベント参加者数
- 延べ140人
- イベント満足度
- 90%
- 問合せ件数
- 27件
- 目標達成度
- 85%
リアカーで苗木を効率よく運搬します
成果と工夫したポイント
- 掘り採りしたブナの幼樹を移植場所へ効率よく移動するための能力が向上した。
- 地域の意識向上が図られ、お米農家の活動への参加が進んできた。
- 首都圏の市民ボランティアの意識も向上した。
所在地
〒396-002
長野県伊那市荒井22 地下1 階
TEL:03-3708-0023
FAX:026-403-2334
http://www.slow.gr.jp/
助成金額
平成26年度 2,247千円
複数年金額合計 2,247千円
助成の種類
一般助成
1年目
実践
課題
長野県木島平村「カヤの平高原」の未利用放牧地は、牧場総面積53ha のうちの約3 割15ha にも及んでいて、本来の植生を回復させてブナが優占する森林環境を地域ぐるみで復元させることが求められている。
活動内容
- 首都圏の市民ボランティアと地域住民合計140名の連携-協力のもとで、2,575本のブナの幼樹の移植を行い復元へとつなげた。
- 活動参加者に正しく活動の内容を理解してもらうために、移植活動と合わせて森林学習会も行った。
- 活動の告知と報告を行うためのイベントを3 回行い、241名の参加を得ることに成功した。
今後の課題
- 「 森→きれいな水→おいしいお米」の流れへの理解啓発は進んできたが、まだ大き
なインパクトを地域に与えるまでには至っていないので、継続的な活動を通じて、
地道に地域に根ざしたものになるように取り組んでいく予定である。
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