里山環境再生プロジェクト
(特非) 市民未来共社
活動地域 |
活動分野 |
徳島県名東郡佐那河内村 |
環境保全型農業等 |
- イベント参加者数
- 延べ209人
- イベント満足度
- 80%
- 新たな有用植物の定植(桃、杏、みかん等)
- 16本
- 目標達成度
- 80%
草刈・整地後に畑を整備中( 8 月31日)
成果と工夫したポイント
- 有用植物は36種類・61本
- 農地復元は約250㎡のハーブガーデン、約600㎡の農園を整備
- ボランティア191人、日の参加で成果がでた。
所在地
〒771-4102
徳島県名東郡佐那河内村上字遠野102
TEL:088-679-6722
FAX:088-679-6722
助成金額
平成26年度 1,651千円
助成の種類
入門助成
1年目
実践
課題
当法人が借りている古民家の修復中に周りの耕作放棄地や植林地が放置され、荒廃していく姿を見て、このままではさらに里山の環境が悪化すると考え、少しずつ周囲の草刈や農地の再生を始めた。
目標
里山の一元的な環境(自然環境と農地)への取組みが発展し、村内のモデルになること。
活動内容
- 有用植物の調査:樹木36種類・61本(木イチゴ、蕗等群生6 種類含む)を確認した。
- 耕作放棄地の農地の復元:モデル的に農地の復元を2 ヶ所で実施。1 ヶ所は水路整備を含め農地と遊び場の利用を進めている。2 ヶ所で約800㎡を整備した。
- グリーンツーリズムの構築活動:和歌山のみかん農家と高松市・阿波市のハーブガーデンを視察。夏に東京農業大学学生18名が2泊3 日で、秋に2 家族3 人が1泊2 日で使用した。受け入れ体制や体験プログラムの課題があることがわかった。
- 毎月1 回のボランティアの募集結果は191人で、年間に集中した活動が必要な夏・秋に多く集まった。スタッフを含め527人、日の活動を行った。
達成できたこと
- 有用植物調査は専門家や経験あるスタッフの知識のおかげで確認できた。
- 農地は、土木の専門家にボランティアで協力頂き、水路整備や農園整備ができた。また東京農業大学学生の作業もアドバイスを頂いた。
- ボランティア募集では協力団体の助力により地元大学の協力も得られ、インターン生が派遣された。
達成できなかったこと
台風や長雨で延期・中止の作業もあり、プログラム調整に手間取った。また冬季にボランティアがあまり集まらず、間伐と枝打ちがほとんどできなかった。
今後の展望
里山再生の目標を検討しながら、新しい農園の在り方やボランティア参加を進めつつ、当法人の組織改革を進める。
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