フィリピンにおける気候変動対策のためのコミュニティ活動と都市間協力事業

課題

フィリピンの都市は、気候変動影響による異常気象被害や急速な経済発展による二酸化炭素排出量の増加などの課題を抱えており、コミュニティ参加型での適応策、緩和策双方の対策が急務である。

活動内容

• 1 年目の青年向けワークショップ参加者を対象に復習会の実施
• コミュニティの女性リーダーを対象に気候変動ワークショップを実施。気候変動緩和及び適応の視点から女性の生活に役立つ知識の伝達や、再生可能エネルギーを使った実習を実施。各コミュニティで活動計画の策定
• ワークショップで策定した活動計画の進捗の確認ミーティングと、現場モニタリングによる意見交換
• 女性向け教材の作成

今後の課題

今後は、さらに他の地域への教育活動の普及が課題。トゥビゴン市で行ったコミュニティの青少年や女性グループへの研修の経験を評価し、それらを反映した研修用冊子をまとめ、フィリピンの他の自治体へ活動成果を報告、経験を情報共有し、研修教材の活用を働きかける。