助成について

容器包装のよりよい3 Rのしくみをつくるための政策立案と提言

任意団体 容器包装の3 Rを進める全国ネットワーク

活動地域 活動分野
全国 循環型社会形成
イベント参加者数
延べ2,500人
メディア掲載回数
5 回
マイボトルモデル事業参加者
800人
目標達成度
80%
千葉大マイボトルモデル事業にチーバ君も
千葉大マイボトルモデル事業にチーバ君も

成果と工夫したポイント

12都道府県に3 R 政策地域研究会を立ち上げ、法律改正に向けた市民による政策提言( 改正市民案)を作成することができた。幅広く情報を収集・共有し、各地に講師を派遣。公開学習会等で政策を議論する場を作った。

所在地

〒102-0082
東京都千代田区一番町9 - 7
村上ビル6 階市民運動全国センター内
TEL:03-3234-3844
FAX:03-3263-9463
http://www.citizens-i.org/gomi 0 /index.html

助成金額

平成26年度 3,400千円
平成25年度 3,000千円
平成24年度 3,000千円

助成の種類

一般助成
3年目
調査研究

課題

容器包装リサイクル法は、最も費用負担の大きい回収・選別保管が自治体の役割となっているため、事業者が、設計・生産の段階からごみを根本的に減らすインセンティブが弱く、リデュース、リユースを促進する具体的なしくみがない。

目標

容器包装リサイクル法改正(役割分担の見直しと3 R推進を図るための新しいしくみづくり)を実現させること

活動内容

  • 2012年全国12都道府県に、市民が中心となり3 R 政策地域研究会を発足。政策づくりを開始。
  • EU から2 人の専門家を招聘し「欧州のEPR の現状を聞く」と題した国際フォーラムを開催。180人の参加。報告書を作成し、全国に950冊配布。改正市民案(第2 次)作成。
  • 2013年一般消費者に定性調査(デプスインタビュー)を行い、各地で研究会・公開学習会を開催。改正市民案(第3 次)策定。
  • 2014年改正市民案(第3 次)のモデル事業を実施。ブラ選別合理化案試算(環境省モデル事業に)、標準費用算定、マイボトルモデル事業。学習会・報告集会開催(85人参加)。
  • 各地域に2 R 推進員を委嘱(約300人)。

達成できたこと

  • 全国各地域で活動してきた主な環境団体を線でつなぎ、12都道府県に3 R 政策地域研究会を設立。公開学習会・調査等を通して市民政策を立案した。
  • EU から専門家2 人を招聘し、国際フォーラムを開催。180人の学識者、学生、省庁、自治体職員、市民、コンサル、事業者等が参加し、情報を共有できた。
  • 専門的なデブスインタビューを実施し、市民案に反映できた。
  • 市民案のモデル事業を実施し、その有効性を実証できた。

達成できなかったこと

審議会が膠着状態のまま開かれず、法律改正は、まだ決着がついていない。しかし特定事業者の「現行制度の堅持」の意見が強く、容リ法の不備を正すことは難しい状況。

今後の展望

多くの市民団体や自治体と連携して、店頭回収拡大やレジ袋有料化等、制度の改編より一歩先んじた循環型社会の実態をつくり、法律を改正せざるを得ない状況をつくる。 


目次

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