助成について

汽水湖にふさわしい湖沼保全策の検証及びヤマトシジミ資源回復のための活動─宍道湖をモデルとした提案─

公益財団法人 宍道湖・中海汽水湖研究所

活動地域 活動分野
島根県・宍道湖流域 大気・水・土壌環境保全
イベント参加者数
延べ50人
イベント満足度
70%
問合せ件数
15件
目標達成度
80%
山居川生きもの調査( 8 月)
山居川生きもの調査( 8 月)

成果と工夫したポイント

流入河川(山居川)の調査に関して、小学校の総合学習(派遣2 名各3 回)や、住民グループの研修会(派遣1 名2 回)に講師要請があった。パブコメについては文書回答があり、その経緯がシンポジウムで説明された。

所在地

〒690-0049
島根県松江市袖師町99 内藤ビル203号室
TEL:0852-21-8683
FAX:0852-21-8683
http://www 1 a.biglobe.ne.jp/kisuiko/

助成金額

平成26年度 1,511千円

助成の種類

一般助成
1年目
調査研究

課題

ヤマトシジミ漁獲量が危機的に落ちこみ、資源回復の方策を探るなかで、めざすべき湖は、豊かな生物相の存在、漁業と良好な景観や水質の両立であると認識した。汽水湖特有の保全管理策を提案することが課題である。

活動内容

  1. 地域に潜在する資源(鉄バクテリア)を利用した底質改善予備実験の結果、宍道湖の硫化水素発生場所での再現試験が可能な見通し。
  2. ヤマトシジミの豊産条件を探るための簡易実験施設に着手。
  3. 次期水質保全計画(宍道湖)について、パブリックコメントを提出。シンポジウムでは研究者、漁業者、市民、行政間で意見交換。
  4. 宍道湖流入河川で、市民参加の生物調査を継続。河川と宍道湖の関係について、住民の関心が高まる。

今後の課題

イベント(生物調査、シンポジウム等)の参加者数を増やすための工夫が必要。特に市内の小学校で児童だけの川遊びが禁じられていることとどのように折り合っていのくかが課題。また、年度末の催しについては、早めの準備と日程決定に工夫がいること。底質改善調査は、予備実験を経て次年度は漁業者に経過報告を行う。


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