助成について

中国における湿地ESD(持続可能な開発のための教育)の推進~ラムサール条約湿地と湿地公園における教師の人材育成を通して~

Wetlands International-China

活動地域 活動分野
中華人民共和国 総合環境教育
イベント参加者数
延べ75人
イベント満足度
98%
ホームページのページビュー数
120,000ビュー
目標達成度
100%
新たな湿地の学校の加入
新たな湿地の学校の加入

成果と工夫したポイント

プロジェクトの実施によって湿地の学校や教材の数、運営委員会のメンバーが増加し、異なるレベルの政府関係者・教育機関が湿地教育に興味を示すようになった。研修・交流会を通じて教師の能力が向上した。

所在地

Room501, Grand Forest Hotel, 3 A Bei Sanhuan Zhonglu, Beijing, 100029 China
TEL:86-10-6207-7900
FAX:86-10-6207-7900
http://www.wetwonder.org/

助成金額

平成26年度 3,600千円
平成25年度 3,100千円
平成24年度 2,400千円

助成の種類

一般助成
3年目
知識の提供・普及啓発

課題

  1. 学校と湿地のネットワーキングが不十分で湿地教育の実施が困難
  2. 教師向けの湿地教育の教材へのアクセスが悪い
  3. 湿地の学校ネットワーク運営委員会の体制が定まっておらず、その運営が困難

目標

中国における教師と子どもによる湿地保全をさらに促進し、湿地の保全とワイズユースの認識を高めること

活動内容

  1. 研修・交流会( 3 回)を開催し、教師や湿地の管理者が経験を共有し、各湿地、NGO 及び政府機関との協力について議論した。
  2. 中国の湿地教育の教材を収集、分析し、報告書を作成した。『教師向け湿地教育ガイド』を作成し、関連した模擬授業を行った。
  3. 湿地の学校ネットワーク運営委員会の総会( 3 回)を開催し、規約とロゴ、体制、運用モデルを定めた。
  4. 2013年に2 校、2014年に1 校、2015年に1 校が湿地の学校ネットワークに加入した。
  5. 湿地教育のリーフレット(1000部)、湿地の学校ネットワークのパンフレット(600部)の作成と配布、ニュースレターホームページを通して湿地教育の普及啓発を行った。

達成できたこと

  1. 研修・交流会を通じて湿地教育に関する教師の能力が向上した。
  2. 湿地の学校ネットワークが広東省深圳、福建省泉州にも広がり、ネットワークが強化された。
  3. 湿地の学校と自然保護区の連携が良くなり、自然保護区及び関連する行政の支援を得られやすくなった。

達成できなかったこと

特になし

今後の展望

湿地の学校としてネットワークに加入する学校を増やし研修・交流会を中国本土、香港、台湾での継続を考えている。また、ラムサール条約COP12でパンフレットの配布を予定している。


目次

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