地域連携・協働取組による子ども環境活動支援システムの構築
公益財団法人 日本環境協会
活動地域 |
活動分野 |
新潟県、愛知県、鳥取県ほか |
総合環境教育 |
- イベント参加者数
- 延べ1,751人
- ホームページのページビュー数
- 1,435,220ビュー
- 3 年間に投稿された活動レポート数
- 2,875件
- 目標達成度
- 70%
交流会におけるポスターセッション
成果と工夫したポイント
各クラブの関心やニーズに合わせた情報提供やサポートが可能となった。また、特定の分野で意欲的な活動をしているクラブを抽出することにより企業・団体等との連携に際し、より具体的な提ができるようになった。
所在地
〒103-0002
東京都中央区日本橋馬喰町1 - 4 -16馬喰町第一ビル9 階
TEL:03-5643-6251
FAX:03-5643-6251
http://www.j-ecoclub.jp/
助成金額
平成26年度 3,200千円
平成25年度 3,200千円
平成24年度 3,200千円
助成の種類
一般助成
3年目
実践
課題
- 多様な主体の連携・協働による環境保全活動の重要性が指摘されているが、優良な事例はまだ少ない。
- 子どもを対象とした環境教育の取組みが、持続可能な社会に向けた「生きる力」の養成につながっていない。
目標
- 子ども環境活動データベースに3,000件以上の活動データを登録する。
- 活動データをもとに、連携・協働取組みの提案を行う。
- 子どもたちや指導者の交流イベントを開催し、活動継続への意欲を高める。
活動内容
- 「こども環境活動データベース」:子どもの環境活動データを幅広く収集し、データベースに蓄積するとともに、それらを用いて地域連携・協働取組の具体的な提案を行った。
- 支援者の交流:子ども環境活動の支援者が交流し、ノウハウの交換等により互いの活動を高め合う場を設けた。
- 情報発信:多様なメディアを活用して、事業の成果である地域のモデル事業やマネジメントシステムの適用結果を広く情報発信した。
達成できたこと
- 活動レポートを投稿した108のクラブとは密なコミュニケーションがとれ、活動のステップアップや子どもたちの意欲の増進につながった。分野別のレポート数では自然・生物多様性が4 割近くを占め、同分野に対する子どもたちの興味・関心が非常に高いことがわかった。
- こどもエコクラブのOB・OG 5名が中心となって指導者向けの交流会を企画・実施し、コーディネーターとしての一歩を踏み出した。
達成できなかったこと
蓄積された活動レポートのデータベースを十分に活用できず、自治体・企業・団体等、先方のニーズに合わせた具体的な連携・協働の提案ができなかった。
今後の展望
- データベースをもとに提案書を作成して企業・団体等への営業活動を行い、連携・協働事業を実施する。
- 地域の環境活動を総合的にコーディネートする人材を養成する。
目次