助成について

福島県いわき市・広野町を中心とする学校教育現場等での環境保全型農法による綿花栽培を通した環境教育の実践と産業化に向けた整備事業

(特非) ザ・ピープル

活動地域 活動分野
福島県 いわき市・広野町 東日本大震災関連活動
イベント参加者数
延べ3,850人
問合せ件数
60件
地域外の個人による綿花栽培協力(昨年度比)
40%増加
目標達成度
30%
農家・ボランティアとともに収穫祭集合写真
農家・ボランティアとともに収穫祭集合写真

成果と工夫したポイント

  • 地域内の学校15校計650名だけでなく、地域外にも広まり2 校には出前授業を行った。栽培に加え綿繰りや糸紡ぎ体験まで一貫して提供できた。
  • 想いを寄せて栽培してくれた地域外の綿が100件以上集まった。

所在地

〒971-8101
福島県いわき市小名浜蛭川南5 - 6  タウンモールリスポ内
TEL:0246-52-2511
FAX:0246-38-9538
http://www.iwaki-j.com/people/

助成金額

平成26年度 3,200千円
複数年金額合計 3,200千円

助成の種類

復興支援助成
1年目
実践

課題

東日本大震災による福島第一原子力発電所事故によって、風評を含む大きな被害を受けた福島県いわき市・広野町の農業の復興、難しくなった教育現場での農体験の提供、コミュニティ問題の改善、震災体験風化の防止

活動内容

  • 教育現場に向けて、食用でない作物である綿花を有機栽培で育てる環境学習を展開した。栽培だけでなく、収穫した綿を使って人形作りや糸紡ぎ等の体験を提供した。Webからも適宜情報発信を行った。
  • 耕作放棄された畑で綿花を環境保全型農法で栽培して、地域外の援農ボランティアからの支援・交流とともに進めていった。栽培技術を高めるために専門家による指導や栽培管理者同士による学びの場を設けた。

今後の課題

  • 学校教育面においては、スタッフの負担を減らし、学校独自に展開できるような仕組みづくりが重要になってくる。同じように、圃場での栽培においても、栽培管理者のより積極的な取り組みと自立化を見据えたメリットを生み出せるようにしていく。
  • 収益性確保のためにも手仕事関係の体制強化が必要である。

目次

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