助成について

大分県温泉マイスター養成事業

(特非) 別府温泉地球博物館事業研究会

活動地域 活動分野
別府市を中心とする大分県内 その他の環境保全活動
イベント参加者数
延べ723人
イベント満足度
90%
メディア掲載回数
6 回
目標達成度
85%
温泉マイスター検定試験会場(筆記試験)
温泉マイスター検定試験会場(筆記試験)

成果と工夫したポイント

温泉大学講座は、10回の講義で毎回平均50名、延べ500名が受講した。温泉マイスター検定は、56名の合格者をマイスターに認定登録した。検定試験の水準を高めるため、特別のテキストを作成し事前講習を行った。

所在地

〒874-0011
大分県別府市大字内竈1393
TEL:0977-66-5365
FAX:0977-66-5383
http://beppumuseum.jp/

助成金額

平成26年度 1,150千円

助成の種類

入門助成
1年目
知識の提供・普及啓発

課題

別府温泉は、近年の温泉ブームから温泉の商業的な利用が過熱する中、適切な温泉資源の利用と温泉の醸し出す自然景観の保全を目的として、国内外の観光客、温泉愛好家に科学的な正しい知識の普及に努める必要がある。

目標

大分県が提唱する「おんせん県おおいた」の取組みに協働する形で、温泉に関する科学的な正しい知識を普及するとともに、温泉の魅力を国内外の観光客や学者・研究者に正しく発信できる人材の養成を目指すこと。

活動内容

  1. 当会の運営するバーチャルの温泉大学「EOU:e-OnsenUniversity(いーおゆ)」において通年の温泉大学講座を開講し、 5人の講師陣による10回の講演を実施した。また、県内の特異な温泉3か所において野外実習を行い、受講者による成果発表会を開催した。
  2. 大学講座の受講者、観光産業従事者、温泉を愛好する市民などを対象に、温泉マイスター検定試験及び事前講習会を開催した。26年度の合格者56名を温泉マイスターに認定登録した。
  3. 大学講座の受講者や温泉マイスターが温泉の学術情報を発信する手引きとなる学術パンフレットを制作した。温泉マイスター講習会のテキストを制作した。

達成できたこと

  1. 温泉大学講座の受講者の中には、温泉マイスターの検定に挑戦する人も現れた。
  2. 温泉マイスター検定に複数のメディアの関係者が挑戦し、その様子が報道されるなど盛り上がりを見せた。
  3. 温泉マイスター検定はは2 年目にして広く全国に認知され、東京で開催の希望が相次いだ。
  4. 全国の数ある温泉検定の検索上位に位置する認知度となった。
  5. 検定試験の実施についてメディアやホームページを通じて広報に努めた。

達成できなかったこと

当会の運営する温泉大学は、ホームページ上のバーチャルな大学であり、今後、受講者との接点を確実なものとする対策を検討する必要がある。

今後の展望

  1. 当会が認定した温泉マイスターの定期的な再講習をすること。
  2. 温泉マイスターの活躍の場を作ること。
  3. 温泉大学の専攻科目を増やすこと。 

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