助成について

トキの野生復帰を目指す協働保全事業

活動概要

地元行政、環境、教育、関係NPOなど30団体と協働で、トキの野生復帰を目指す。今年度は放鳥後の餌不足が懸念されることから、餌の養殖ハウスの設置とその周辺のビオトープ整備、河川のモニタリング、小中学校の環境教育、団体体験旅行の受入を行う。

評価結果

評点:A

トキの野生復帰を目指した団体が集まり「協議会」を設立したことで、各主体の活動が目的に向け相乗的に効果を発揮している。特に、地元の地域組織、地域外の市民団体・ボランティア組織、行政、民間企業との連携に効果を挙げ、結果的に行政における新たな施策導入につながっているのは高く評価できる。
また、トキを象徴にした、地域の生態系保全再生、環境保全型農業の実践、ビオトープ作業などの環境教育活動、エコツーリズムの実践など、「持続可能な地域づくり」を目指した持続可能な開発のための教育(ESD)活動として高く評価できる。
一方、プロジェクト期間に実施・実践された多岐にわたる包括的な活動のマニュアル化、ガイドライン化及び後継者の育成については今後の課題である。


※評点について:評点は、下記の5段階評価としています。

評点 内容
極めて高く評価できる水準・状況・結果である
ある程度高く評価できる水準・状況・結果である
普通の水準・状況・結果である
やや不満足な水準・状況・結果である
極めて不十分な水準・状況・結果である

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