「緑化による安全の道づくり・まちづくり」をキーワードに民有地の緑化を推進する活動。過去2年の助成でおこなった一都三県の事例をパンフレット等にまとめ、緑化実施のための具体化プロセスを日本各地に広める。
「緑化」と「安全」、「防災」をつなぎ、それぞれのテーマに関心を有していた市民、行政、企業、専門家等によって発展性があり実施可能な新しい具体的活動を考える「きっかけ」を提供しており、地域ニーズを踏まえた先駆性・独創性の高い取組みであると言える。シンポジウムの開催、見本園づくりなど、活動の目標については100%に近い達成率で実施したのみならず、大学研究者、地方公共団体等多数の新たな協力者を得てネットワークが形成されるなど、優れた効果・波及効果が得られていると評価できる。また、活動の実施を踏まえ次年度以降の計画が立てられるなど、より高い成果を得るための取組みがされている。
今後は後継者の育成を図っていくことが望まれる。
※評点について:評点は、下記の5段階評価としています。
評点 | 内容 |
---|---|
A | 極めて高く評価できる水準・状況・結果である |
B | ある程度高く評価できる水準・状況・結果である |
C | 普通の水準・状況・結果である |
D | やや不満足な水準・状況・結果である |
E | 極めて不十分な水準・状況・結果である |