平成28年1月14日(木)、15日(金)に1期生14名、2期生9名のメンバーを対象にした第三回研修を国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)において開催しました。
1期生向け研修
研修のねらい
株式会社エンパシージャパン 小久保 啓(こくぼ ひろし)氏により、講義を頂きました。
研修生は「広報意識とメディア対応」と題された講義の中で、「誰に、何を、いつ、どのように」という流れに沿い、PR活動の方法、ターゲット層の探り方などについて学びました。
記者役と発表者とに分かれ、実際の取材対応を想定したロールプレイを行いました。
発表者役の研修生は、環境NGOを表彰する架空のコンテストで大賞を受賞したことを想定し、記者(小久保先生)からの質問に対応しました。記者役の研修生は発表者にカメラを向けたり、圧力をかけるといった役割があり、実際の現場に近い雰囲気づくりを行いました。
小久保先生より、報道資料作成のポイントについて講義を頂きました。その後、①ニュースリリース、②団体概要、③SNS投稿文章の三種類のワークから、それぞれの課題に合ったものを選び、作業を行いました。
また、作業時間中には小久保先生による個別相談の時間も設け、研修生それぞれが抱える課題の解決に取り組みました。
ロールプレイの様子を撮影したビデオ鑑賞を行いました。
鑑賞中、すべての研修生に対して小久保先生からコメントを頂き、記者向けブリーフィングや個別取材対応を行う際のポイントを全員で共有しました。
合同会社MACARON 谷 浩明(たに ひろあき)氏による講義を頂きました。
講義の中で、ブランドとは何か、デザイン・レイアウトとは何かということや、チラシ制作の方法について学びました。
研修生が作成した架空のイベントチラシの添削実習を行いました。
作成したチラシをすべて貼り出し、一枚一枚について谷先生による指導を頂き、チラシ制作の際に気をつけるべきポイントなどを研修生全員で共有しました。
研修1日目に行った個別ワークの作業を進めました。また、1日目同様、小久保先生による個別面談の時間も設け、ワークを通して生じた疑問の解決に取り組みました。
研修の最後には、小久保先生より団体PR文の作成方法についても講義を頂きました。
日時 | 平成28年1月14日(木)10:00~1月15日(金)15:30 |
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場所 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
内容 | 【研修一日目】
【研修二日目】
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講師 | 株式会社 エンパシージャパン 小久保 啓 氏 合同会社 MACARON 谷 浩明 氏 |
社会課題解決のためのコミュニケーションデザインが生業。日本国際ボランティアセンター調査研究インターン、広告代理店、PR会社 株式会社オズマピーアール(環境コミュニケーション専門チーム立ち上げ)を経て、株式会社東北新社 プロモーション制作事業部にて広報・PRチームを立ち上げる。
現在は、社会課題解決のためのコミュニケーションデザインカンパニーである株式会社エンパシージャパンに勤務。
オズマピーアールでは、消費財新製品発表、疾患啓発、フォトギャラリー、周年事業PRなどを担当。同社に2010年4月に環境コミュニケーション専門チーム「eco+(エコプリュス)」を立ち上げる。環境配慮型製品・サービスや環境省「省エネ照明モデル事業」広報、環境省「チャレンジ25キャンペーン」広報事務局、ソーシャルキャンペーン広報等を担当。
(株)東北新社では、同社保有のキャラクターPR、映画宣伝のほか、製菓PR、飲料PR、環境省気候変動キャンペーン「Fun to Share」事務局員等を担当。
数社の広告制作会社を経て2011年、独立。主に広告制作などグラフィックデザイン業務を中心に活動。日本の社会問題を「あそび×デザイン」で解決したい!と「あそび」と「学び」をデザインでつなぐエデュケーショナルデザインプロジェクトHubFunを発足。第一弾として「金銭教育」をテーマにしたゲーム「マネーいろはカルタ」を発案・発売し、全国の子どもたちに向けて様々な啓発活動を行なっている。