研修・講座について

平成28年度若手プロジェクトリーダー1期生第3回研修を実施致しました。


平成29年1月11日(水)・12日(木)に、1期生12名、2期生9名、3期生9名を対象とした第3回研修を国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)において開催しました。研修の最後には、今回で3年間計9回のすべての研修プログラムを修了した1期生の修了式を行いました。

1期生向け研修

研修テーマ

3年間の活動を振り返り、次年度以降のアクションや在りたい姿を具体的に描くことができる。

目標

  • 様々な視点から事業と自分自身の3年間を振り返り、成果や課題を整理し、次年度の事業に生かす。
  • 他者との意見交換を通して、自身の3年間と照らし、新たな気付きを得る。
  • 1日目の研修内容を踏まえ、何ができるか、何をやらなくてはならないか、社会に何を求められているかを軸に次年度以降のアクションを具体的に描く。

研修1日目

振り返りワークショップ

講師の呉氏先生、五井渕先生(お二方共に(特非)CRファクトリー)のご指導の下、3年間の活動を振り返るワークを行いました。

「当初目標・計画の達成度と変化」、「キャリア資産表」、「事業・個人の成果と課題」の3種類のワークシートを活用し、これまでの活動や成果について整理を行いました。

ワークシートへの記入後、グループ別に研修生同士内容を共有し、相互メンタリングを行いました。

ゲストセッション

川嶋 直氏((公財)日本環境教育フォーラム 理事長)をゲスト講師にお招きし、これから若い人材として環境NGO・NPO界で活躍していく研修生に向けて、ご自身の経験に照らした激励のお話を頂きました。

研修生からは、「人を育てる上で大切にしているものは何ですか」、「この業界で長く仕事を続けることができた要因はなんですか。「想い」が大きいと思いますが、それ以外だと何があるでしょうか。」といった、自身の悩みに関わる質問や、「これまでの活動により様々な人達とのつながりや、人材育成などに携わっていて、われわれのような20~30代で一線に携わる人たちに、どんな期待をしているのか。またどういった人材になって欲しいとおもっているのか。」といった、若手が他世代から期待されている姿についてなど、多岐に渡る質問がありました。

川嶋先生からは、研修生からの質問一つ一つにお答え頂いた後、自分の仕事を振り返ることで分かってくる自分自身についてのお話や、十代の頃から最近までの間で、頻繁に意識したキーワードについてご紹介を頂きました。

研修2日目

キャリアワーク・ネクストプランの作成と発表

昨日の振り返りワークの内容を踏まえて、次年度以降の計画を立てるべく、個人のCAN(できること・強み)、WANT(やりたいこと)、MUST(求められること)を洗い出すキャリアワークを行いました。
最後は、ネクストプランを5枚の紙芝居にまとめて、研修生全員の前で発表を行いました。発表後、研修生同士で感想や助言を記入したメモを交換しあい、相互に激励するかたちで研修が修了いたしました。

開催概要

日時 平成29年1月11日(水)~12日(木)
場所 国立オリンピック記念青少年総合センター
内容 【研修1日目】
  • 振り返りワークショップ
  • グループ別相互メンタリング
  • ゲストセッション

【研修2日目】
  • キャリアワーク
  • ネクストプランの作成と発表
  • 1期生修了式
講師 呉 哲煥氏/(特非)CRファクトリー
五井渕 利明氏/(特非)CRファクトリー
川嶋 直氏/(公財)日本環境教育フォーラム

講師紹介

呉 哲煥氏/ NPO法人CRファクトリー 代表理事

国立静岡大学人文学部社会学科卒。株式会社サマデイに入社。2001年同社を退社し、2005年NPO法人CRファクトリー設立、代表理事就任。ETIC社会起業塾コーディネーター(2010年〜)、NPOサポートセンターとことんNPOサポート。
「コミュニティ運営支援ツール「コミュ助」」「コミュニティマネジメントセミナー」「コミュニティリーダーズカフェ」「コミュニティフォーラム」「コミュニティ運営相談会」など、NPO・市民活動・サークルの運営者向けのサービスを多数提供。

五井渕 利明氏/ NPO法人CRファクトリー 事業部長

早稲田大学教育学部国語国文学科卒。2011年NPO法人CRファクトリーに参画。2012年度から内閣府地域活性化伝道師に就任。数多くのコミュニティやプロジェクトを中核として運営してきた実績から、幅広い知見やバランス感覚に定評がある。
また、行政職員としての勤務経験から、市民・行政の協働を両面から支援できることに強みがある。

川嶋 直氏/(公財)日本環境教育フォーラム 理事長

1953年・東京生まれ。キープ協会がネイチャーセンターを開設した1984年から、境教育事業を担当。
25年間の人材養成を通じ、「指導者のコミュニケーション力と企画力の重要性」を痛感。「自然好き」をベースにした「人間好き」を育てる人材育成ノウハウを蓄積してきた。2010年夏よりフリーランスとなる。山村再生支援センター・マッチングアドバイザー、立教大学ESD研究所CSRチーム主幹などをつとめる。

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