若手プロジェクトリーダー1期生修了式にて、1~3期生の集合写真
平成29年1月11日(水)・12日(木)に、1期生12名、2期生9名、3期生9名を対象とした第三回研修を国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)において開催しました。研修の最後には、今回で3年間計9回のすべての研修プログラムを修了した1期生の修了式を行いました。
2期生向け研修
研修のねらい
ひとしずく株式会社のこくぼひろし氏を講師にお招きし、広報の基礎知識についてお話いただきました。その後、協賛金を得るために企業担当者に自団体を紹介する場面を想定したロールプレイを行い、その様子をビデオ撮影しました。
引き続き、団体内で広報体制を構築するために実施すべき事項や整理すべき情報、情報発信をする際の留意点等をこくぼ氏よりお話いただきました。それに基づき、研修生は自団体の広報体制について自己チェックを行い、講師からアドバイスを受けながら課題の明確化や解決方法の検討に取り組みました。
ロールプレイの様子を撮影したビデオ鑑賞を行い、良かった点や気になった点を研修生同士で相互にフィードバックしました。また、こくぼ氏からもそれぞれにコメントをいただき、研修生は情報を受け取る側のニーズを把握した上でいかに有効なコミュニケーションを行っていくかを学びました。
研修2日目は、合同会社MACARONの谷浩明氏に、「伝わるチラシ」を制作するための基礎知識について講義を行っていただいた後、グループごとにチラシ制作のワークに取り組みました。このワークを通して、研修生はコンセプトを考えてレイアウトを決めることが重要だということを学びました。制作したチラシは谷氏からの講評を受け、チラシを制作する上でのポイントを研修生全員が確認し共有しました。
最後にこくぼ氏よりPR感性を磨くために普段から心がけることについてお話をいただくとともに、二日間の研修で明確になってきたそれぞれの広報課題に対して個別にフィードバックをしていただきました。
日時 | 平成29年1月11日(水)10:00~1月12日(木)15:30 |
---|---|
場所 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
内容 | 【研修一日目】
【研修二日目】
|
講師 | ひとしずく株式会社 代表取締役 こくぼ ひろし氏 合同会社MACARON 主宰 谷 浩明氏 |
1982年、神奈川県生まれ。2005年、立教大学法学部卒業。在学中より日本国際ボランティアセンターの調査研究・アドボカシーチームにてインターン。その後、広告代理店、株式会社オズマピーアール(環境・CSRコミュニケーション専門チーム)、株式会社東北新社 プロモーション制作事業部にて広報・PRチームを立ち上げ、ソーシャル関連のベンチャー企業を経て独立。日本初のソーシャルグッド&NPO専門のPRエージェンシー ひとしずく株式会社を設立。
社会課題を解決するためのPRディレクションを生業とし、社会課題解決に取り組む人へのPR領域からの後方(広報)支援を行う。NPO/NGOの広報基盤強化のための支援も行っている。
INTERNATIONAL MARKETING EXCELLENCE AWARD 2014「金賞」
第12回JPMプランニング・ソリューション・アォード「ベスト・プロモーショナル・プログラム賞」を受賞。
クリエーティブディレクター/ファイナンシャルプランナー/おもちゃコンサルタント
平成28年度より杉並区広報専門監着任。「社会課題」と「人」の関係をよりよくするデザインする会社(同)MACARON (http://www.macaron.jp.net)のクリエーティブディレクターとして活動。広告デザイン業務の傍ら自治体・NPO向けの広報デザイン講座の講師や練馬区にてまちづくりのファシリテーターとしても活動している。