研修・講座について

平成30年度 第2回若手プロジェクトリーダー研修を開催しました


若手プロジェクトリーダー3~5期生の合同オリエンテーションにて

平成26年度からスタートした「若手プロジェクトリーダー研修」は5年目を迎え、4期生7名、5期生6名を対象とした平成30年度第2回の研修を、10月23日(火)・24日(水)に国際ファッションセンター KFC Hall & Rooms(東京)において開催しました。

4期生向け研修

研修のねらい

  • 資金・資源調達の戦略を知り、自団体が強化すべき点を明確にする。

研修1日目

振り返り「7月の研修で学んだことの実行状況」

写真:振り返り「7月の研修で学んだことの実行状況」

La feuille consultingの竹村舞葉さんを講師にお招きし、研修生が7月に学んだNPOマーケティング及びWEBマーケティングのノウハウやナレッジの実行状況について発表がありました。研修生は、学んだことを活動にそのまま活かすことの難しさを感じながらも、他の研修生から実行状況に対する意見やコメントをもらうことで、理解がさらに深まりました。

写真:振り返り「7月の研修で学んだことの実行状況」 写真:振り返り「7月の研修で学んだことの実行状況」

「ファンドレイジング5W1H理論」

竹村舞葉さんはファンドレイジングを必要資源の特定(Why(何のために)とWhat(何を集めるか))と、資源の調達方法の設計(When(いつまでに集めるか)とWho(誰から集めるのか)、Where(どこから集めるのか)、How(どうやって集めるのか))といった2つに分類しつつ、ファンドレイジングの理論を説明してくださいました。さらに、金銭的もしくは非金銭的を区別した利害関係者(ステークホルダー)をピラミッド構造で作り、整理することで増やしたい層の設定やターゲットの設定がより具体的に可視化することができました。

写真:「ファンドレイジング5W1H理論」 写真:「ファンドレイジング5W1H理論」

写真:「ファンドレイジング5W1H理論」 写真:「ファンドレイジング5W1H理論」

研修2日目

ファンドレイジングプランシートの作成&個別相談

1日目で学んだことや整理できたことを踏まえて、ファンドレイジングプランシートを研修生がそれぞれ作成しました。その後、竹村舞葉さんとの個別相談によってプランシートをさらにブラッシュアップすることができました。今後の活動の資金・資源獲得プランの実行に期待がもてました。

開催概要

日時 平成30年10月23日(火)10:00~10月24日(水)15:30
場所 国際ファッションセンター KFC Hall & Rooms
内容 【研修1日目】
  • 「ファンドレイジング5W1H理論」

【研修2日目】
  • ファンドレイジングプランシートの作成&個別相談
講師 竹村 舞葉 氏 La feuille consulting

講師紹介

竹村 舞葉 氏/La feuille consulting

1982年熊本県生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学)東アジア地域文化学部卒。上海の5つ星ホテルWestin Shanghaiでの勤務を経て、2006年より経営コンサルティングファームで経営コンサルタントとして、11年間勤務。様々な業態において、戦略立案、人事・組織開発、営業強化などに携わる。2014年より同社のタイ事業の立ち上げに関わり、2015年より自動車事業本部経営企画室長として勤務。2017年La feuille consultingを設立。民間企業や公益組織のコンサルティングを行うとともに「NPO法人外国から来た子ども支援ネットくまもと」にメンバーとして参画。著書:「なぜ、彼女は『あの店』でクルマを買ったのか?」(日刊自動車新聞社)

研修生からの声

  • 最近は「目先の仕事」に追われていてあまり団体の方針について考える時間がとれていなかったのでとても良い機会になりました。まずはスタッフ(兼、一人の理事)として団体をどうしたいか、それに対して自分がどのようなことができるのかを考えてみたいと思います。
  • 助成を頂いていた資金について、助成終了後は団体のどの予算で運用していくかをしっかり検討できていなかった。団体でそのことについて話し合う時間を作る。
  • 人やお金が少なくても少しの工夫で取り組めることがあることが分かった。団体に対して、「関心層」が厚いということが認識できたので、どう会員・寄付に繋げていくかを検討していきたい。
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