研修・講座について

平成30年度 第2回若手プロジェクトリーダー研修を開催しました


若手プロジェクトリーダー3~5期生の合同オリエンテーションにて

平成26年度からスタートした「若手プロジェクトリーダー研修」は5年目を迎え、4期生7名、5期生6名を対象とした平成30年度第2回の研修を、10月23日(火)・24日(水)に国際ファッションセンター KFC Hall & Rooms(東京)において開催しました。

5期生向け研修

研修のねらい

  • プロジェクトマネジメントの本質を理解する。
  • プロジェクトマネジメントの実践的な知識と技術を習得する。

研修1日目

「プロジェクトマネジメントの概要の理解」

一般社団法人 日本PMO協会の伊藤大輔さんを講師にお招きし、まずはプロジェクトマネジメントの概要を理解するために必要な基礎知識について講義していただきました。プロジェクト設計の基礎から丁寧に説明してくださいました。「この研修で技術を学び、団体に持ってかえって独自に料理するのは皆さん、プロジェクトを創るのは皆さんです」というお言葉が印象的でした。

ワークショップ

「マシュマロタワーゲームによるミニプロジェクト」

写真:「マシュマロタワーゲームによるミニプロジェクト」

次に、1つのプロジェクトを成功させるために必要な要素を学ぶ、マシュマロタワーゲームを体験しました。マシュマロタワーゲームは、乾燥パスタ・テープ・ヒモ・マシュマロをつかって制限時間内にチームで「自立する塔」をつくる、というものです。事前の目標共有、作業の分担、リスク時の対応などを話し合うと同時に、チームワークの重要性についても学ぶことが出来ました。

「プロジェクトマネジメントの知識と技術の理解」

写真:「プロジェクトマネジメントの知識と技術の理解」

プロジェクトマネジメントをする上でのノウハウについて講義していただきました。未来の目標に対して計画を立てることやリスク管理、作業分担管理、コスト管理、ステイクホルダーなどを「見える化」するためのツールを紹介していただきました。

研修2日目

「ケーススタディによるプロジェクト立案」

2日目は、1日目に学んだプロジェクトマネジメントの手法を、ケーススタディを用いて体験しました。「お花屋さんを立ち上げる」という目標に向けて、プロジェクト宣言書の作成や目標像の図視化、リスクの影響度及び対応策、活動計画、作業分担等をチーム毎に作成しました。このワークショップを通じて、研修で得た知識を再確認し、実際に団体に持ち帰った際のイメージを膨らますことができました。

写真:「ケーススタディによるプロジェクト立案」 写真:「ケーススタディによるプロジェクト立案」

写真:「ケーススタディによるプロジェクト立案」 写真:「ケーススタディによるプロジェクト立案」

開催概要

日時 平成30年10月23日(火)10:00~10月24日(水)15:30
場所 国際ファッションセンター KFC Hall & Rooms
内容 【研修1日目】
  • 前回研修の振り返り
  • プロジェクト・マネジメント基礎知識の講義

【研修2日目】
  • プロジェクトマネジメントの体験ワークショップ
講師 伊藤 大輔 氏 一般社団法人日本PMO協会

講師紹介

伊藤 大輔 氏/一般社団法人日本PMO協会 代表理事
(青山学院大学大学院MBAプログラム 非常勤講師/国立大学法人群馬大学理工学府 非常勤講師)

大手マーケティングCRM会社勤務後、日本プロジェクトソリューションズ株式会社を立ち上げて独立。現在複数企業を経営。企業研修やセミナーを開催するなど、成果を出すための分かりやすいプロジェクト・マネジメント論を展開している。著書に「担当になったら知っておきたい『プロジェクトマネジメント』実践講座」(日本実業出版社)がある。経営管理修士 (MBA: Master of Business Administration)、米国PMI認定PMP (プロジェクトマネジメント国際資格:Project Management Professional)

研修生からの声

  • 2日間という短い期間ながらも、ワークを重ねるうちに自然と役割分担したり、補いながら作業に取り組むことができ、チームワークの形成を感じました。講師の伊藤さんが、それぞれのワークで「何の時間か」を明確にしていただいたからだと思います。
  • WBS(作業分解図)を自分のなかでやってみます。活動をより細かくしていくことでやること・やらなくてはいけないコトがより見える化されるので、大切だなと感じたし、考える時間を設けたいです。
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