「東北地区 高校生環境座談会」を開催しました。
開催日:平成29年8月4日(金)13:00~16:00
会場:TKPガーデンシティ仙台 ホール30A(仙台アエル内)
本座談会は、東北6県の高校が一堂に集まり「持続可能な社会」を学び、そして高校生同士が交流することで今後の活動の一助となることを目的に実施しました。
まず座談会はビデオ鑑賞と基調講演から始まりました。
ビデオは1992年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロにて開催された「地球サミット」において、当時12歳であったセヴァン・スズキ氏が心から訴えた伝説のスピーチです。参加高校生が生まれる前のスピーチではあるものの、観賞した参加高校生は今なお変わらない地球環境の窮状について改めて考えさせられるきっかけとなったようでした。
そして、基調講演は香坂玲教授(東北大学大学院 環境科学研究科)に行っていただき、世界的な視点から「持続可能な社会」について問題提起いただきました。
次に、参加高校生が「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭におきながら、それぞれの環境活動を説明しました。最初からSDGsについて知っていた高校生は残念ながら少数でしたが、今実践している環境活動がどのような目標の達成に貢献しているのか、それぞれが一歩進んで考えました。また、それぞれが実施している環境活動のテーマや手法(ごみゼロ運動、アニマルパス、無漂白のクリーンホップ紙、藻場保全、バイオマス資源の有効活用、放射線量マップ)が多様なため、それぞれの活動への理解を深めながら交流しました。
最後に「高校生環境宣言」と題し、本座談会を受け、これから具体的にどのように行動していきたいか元気に宣言いただきました。
ご参加いただいた高校生、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。