地球の温暖化

地球は太陽のエネルギーを受けて暖められる一方、宇宙空間にエネルギーを放出して冷えることをくり返すことで平均した温度を保っています。
しかし二酸化炭素(CO2などの温室効果ガスの濃度が上がると、エネルギーの放出が妨げられ、地球が毛布で包まれたような状態となり地表の温度が上がり、海水面の上昇洪水、干ばつの増加といったおそれが出てきました。これが地球温暖化の問題なのです。
温室効果ガスには、二酸化炭素(CO2)のほかにメタン(CH4一酸化二窒素いっさんかにちっそ(N2O)などがあります。これら温室効果ガスの大気中の濃度は、1760年代イギリスに始まった産業革命により産業の形態が大規模生産へと変化していったことから、著しく増加しました。


産業革命以前 1994年(平成6年)
二酸化炭素(CO2 280ppmv 358ppmv
メタン(CH4 0.70ppmv 1.72ppmv
一酸化二窒素(N2O) 0.26ppmv 0.31ppmv
(環境白書平成11年度版より)

●ppm(parts per million)… 100万分の1。ある量が全体の100万分のいくつであるかを表す単位。ppmの後のvは容積比であることを示しています。

国際的には、地球温暖化を防ぐための条約(気候変動枠組条約)が1992年(平成4年)に結ばれています。さらに、1997年(平成9年)に京都で開かれた会議では、日本を初めとする先進国において「2008年から2012年までの間に、1990年(平成2年)に比べ、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを5%以上削減する」ことなどを決めた京都議定書きょうとぎていしょ採択さいたくされました。わが国ではこの議定書が早く実行に移されるように様々な努力を続けています。


海面が上昇し、水没する地域や国がでてしまう

地球の気候が大きく変動し、生態系に影響がある


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