森林、植物

森林の総面積は約35億ha(ヘクタール…1haは100m×100m)で、地球の陸地の約27%を占めます。
森林は多くの野生生物の生活の場です。そして、人間の生活に欠かせない木材の供給源でもあります。

しかしながら、1990年から95年の5年間で、地球上の森林は熱帯林を主として、全世界で森林が5,630万ha、1年間に換算すると1,130万haもの森林が失われました。 この面積は日本の本州の面積(3,770万ha)のほぼ半分に相当する広さです。
特に熱帯地域で森林の減少が激しく、同地域には地球上の動植物の約半数が生息するといわれ、これらの動植物種が亡びたり、生息地域が狭くなってしまうことなどが心配されています。

熱帯林減少の原因は、農地への転用、非伝統的な焼畑移動耕作(やきばたいどうこうさく…主に熱帯林において、木を伐採し、燃やすことで畑を作る農業の方法)、薪炭材(しんたんざい…薪などの燃料)の過剰な採取などがありますが、その背景には人口増加土地制度の問題など、社会における様々な問題がからんでいます。

植物は、光合成によって二酸化炭素にさんかたんそ(CO2を吸収することで、温室効果ガスのひとつである二酸化炭素を減らし、地球温暖化を抑える力を持っています。それに加えて植物には、窒素酸化物ちっそさんかぶつ(NOx)硫黄酸化物いおうさんかぶつ(SOx)などの大気を汚染する物質も吸収するはたらきがあることもわかっており、大気の環境を守る上で、私たちは植物を大切にしていかなければなりません。

※ FAO(国連食糧農業機関)1999年の報告による





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