大気

私たちが住んでいる地球は、今から約46億年前に誕生したと考えられています。そして約35〜38億年前の海で、最初の生命が誕生した頃の地球の大気には酸素(O2)はなかったと考えられています。
その後、二酸化炭素(CO2)を吸って酸素を吐き出す植物の種類(らん藻類そうるい、約35億年前)が現れ、大気中の二酸化炭素が減って酸素が増えてきました。
植物のはたらきで大気中に酸素が増えてくると、酸素の一部は太陽からの紫外線しがいせんを浴びてオゾン(O3、酸素原子が3つ集まったもの)になりました。このオゾンは、太陽からの有害な波長はちょうの紫外線を吸収するので、オゾンが増えるにしたがって地表に届く日光は生物にとって安全なものになりました。
今から約4億年前、植物が海から陸へあがりました。陸へあがった最初の植物はシダ植物だったと考えられています。少し遅れて、動物も陸へあがりました。陸上にあがったシダ植物は、二酸化炭素を吸って酸素を出し、地球の大気中の酸素を増やしました。繁茂はんもしたシダ植物はやがて石炭となって、二酸化炭素を炭素の形で固定しました。
この後も生物はいろいろに進化し、現在の地球の環境ができあがってきました。そして、地球の大気は、窒素(N2)78.1%酸素が20.9%アルゴン(Ar)が0.93%二酸化炭素が0.03%水蒸気その他が約1%という組成になったのです。私たちが、今、ごくあたりまえのように思っている地球の大気は、とても長い時間かかってつくられてきたものなのです。




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