大気環境の情報館

主な大気浄化技術

光触媒

光触媒の代表的な物質である二酸化チタンは、紫外線を浴びることで大気中の窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)を除去します。二酸化チタンを含む建材を建物の外壁に利用すると、太陽光のみで周囲の大気の浄化が可能になるだけでなく、その防汚効果でビルの清掃作業の回数を減らすことができます。

[応用例] ■建物の外壁 ■道路の敷石や遮音壁 ■工場の排気設備 など

高活性炭素繊維(ACF)

高活性炭素繊維(ACF)は、直径10~20マイクロメートルの微細な繊維状の活性炭です。沿道のフェンスや防音壁に取り付けておけば、排気ガスが自然風や車両の走行風に乗って繊維の間を通過する間に、窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)などを酸化吸着させ、大気を浄化させることができます。電気動力や特別な維持管理が不要な点も大きな利点のひとつです。

[応用例] ■沿道のフェンス  ■防音壁 など

大気浄化植樹

大気浄化植樹とは、大気中の二酸化窒素(NO2)や粒子状物質(PM)などを吸収・吸着するという植物の大気浄化能力に着目した植樹のことで、現在、地方公共団体を中心に取り組まれています。環境再生保全機構では、大気浄化能力の高い樹種や効果的な植樹方法の研究、地方公共団体が実施する大気浄化植樹事業の助成などを行っています。

自然のチカラを利用して空気を浄化

機能性樹木抽出液は、これまで自然廃棄されていた樹木の残材から抽出した精油を使って大気汚染物質を低減させる技術です。精油がもつ強い活性作用により、フィルターなどを使わずに二酸化窒素(NO2)や二酸化硫黄(SO2)などを除去できるだけでなく、抗酸化機能や消臭効果もあり、さまざまな分野への応用が期待されています。

[応用例] ■空気清浄剤 ■空気清浄機 ■消臭芳香剤 など

樹木精油ガス(香り)による二酸化炭素(NO2)の除去能力比較

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