大気環境の情報館

は行

普及啓発活動
 環境行政において、環境の実態や行政の取組を、市民等に対して情報提供する活動をいう。具体的には、各種パンフレットの作成・配布、講習会・セミナー等の開催、大気汚染防止推進月間等の各種イベント等があげられる。

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パーオキシアセチルナイトレート
 光化学オキシダントを構成する酸化性物質のひとつ。Peroxy Acetyl Nitrate の頭文字をとってPANと呼ぶこともある。分子式は、C2H3NO5。

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パーク・アンド・ライド
 都心の外周部や都市周辺部の鉄道駅等に駐車場を設置して、そこから都心部まで公共交通を利用するシステム。公共交通機関へ人流をシフトさせることにより、都心部の交通量を削減、交通量の円滑化を促し、大気汚染等の防止に寄与すること [...]

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排煙脱硫装置
 工場・事業場の煙突から排出される煙の中の硫黄酸化物を取り除く装置。湿式、半乾式、乾式など種々の方式があり、それぞれ長所、短所がある。日本で最も普及しているのは湿式であり、この方式は高効率の脱硫が可能であるが、設備コスト [...]

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ばい煙発生施設
 大気汚染防止法で規制の対象となる施設。「ばい煙」とは、大気汚染物質というような意味合いの用語。代表的なものとしては、ボイラー、廃棄物焼却炉、溶鉱炉、窯業焼成炉、乾燥炉、電気炉などがあり、施行令で32種類の施設が指定され [...]

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HOVレーン規制
 相乗りをしている車両をHOV(High Occupancy Vehicle)と呼び、その促進のため、米国等では、高速道路におけるHOV専用レーンの設置等が行われている。 関連用語: 交通需要マネージメント(TDM) E [...]

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肺機能検査(呼吸機能検査)
 肺活量、%肺活量(年齢性別による基準値に対する比率)、努力性肺活量、1秒量(努力性肺活量のうち最初の1秒間で吐き出された量)、1秒率(努力性肺活量に対する1秒量の比率)、残気量(息を吐き終わった後、肺の中に残っている量 [...]

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ばいじん
 粒子状の大気汚染物質で、一般的には煙突から出る「すす」をイメージすればよい。大気汚染防止法では、「ばい煙」(大気汚染物質というような意味合いの用語)のひとつとして規制されており、「燃料その他のものの燃焼又は熱源としての [...]

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HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)
 炭素、フッ素、塩素、水素からなる物質で、フロン類に比べるとオゾン層破壊係数が低いことから代替フロンとして普及が進んできた。しかしながら、モントリオール議定書の見直し・強化によりオゾン層破壊物質に指定され先進国では202 [...]

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ハイブリッド自動車
 エンジンと電気モーターといった複数の動力のそれぞれの良さを組み合わせて動く自動車。エンジン効率がよくない発進時や加速時にはモータが駆動を助け、エネルギー効率の良いところでエンジンを使用することにより、排出ガスをが低減さ [...]

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PRTR法
1999年に制定された法律で正式名称は「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」である。有害化学物質の移動排出登録制度(PRTR)を定めていることからPRTR法と俗称されている。この制度では [...]

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ベンゼン
 分子式C6H6。  最も簡単な芳香族炭化水素。  一種の臭気を持ち、芳香族化合物の母体として、各種の有機化合物の合成原料として用いられている。ガソリン中に存在し、排気ガスとして大気中に放出される。造血組織に毒性を示し、 [...]

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PM2.5
 浮遊粒子状物質(直径10μm以下)より小さい粒子で、直径2.5μm以下のものはPM2.5と呼ばれ、通常の浮遊粒子状物質よりも肺の奥まで入り込むため、ぜん息や気管支炎を起こす確率が高いとの研究が、米国で報告されている。( [...]

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PbO2法
 硫黄酸化物の大気汚染を測定する方法のひとつ。1969年に大気環境基準が設定され、溶液導電率法が採用されるまでは我が国で広く使用されていた。単位は、mg・SO3/100cm2/日。特徴は、1時間ごとの濃度変化は測定できな [...]

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非メタン炭化水素
 英語表記はNon-Methane Hydrocarbonsで、NMHCと略称することもある。メタンは炭化水素の仲間ではあるが光化学反応の活性が低いことが知られており、光化学オキシダントや浮遊粒子状物質の対策では対象とす [...]

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物流対策
 貨物輸送を効率化することにより貨物自動車走行量を少なくする対策。具体的な方法としては、共同輸配送、ロジスティクスによる輸送の効率化、夜間輸送等がある。 関連用語: 交通需要マネージメント(TDM) EST(環境に配慮し [...]

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浮遊粒子状物質
 Suspended Particulate Matter の頭文字をとってSPMと略称される場合もある。粒径が小さいため大気中に浮遊した状態で存在していることからこのように呼ばれる。呼吸器系の各部位に沈着して健康影響を [...]

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浮遊粒子状物質(SPM)
 大気中に浮遊する粒子状物質のうち、直径が10μm(1μm=千分の1mm)以下のもの(中央環境審議会答申 参照)で長時間大気中を浮遊している粒子の総称。発生源としては、人為的発生源(ディーゼル自動車などから排気される黒煙 [...]

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フローボリューム記録計
 肺機能検査(呼吸機能検査)で、努力性肺活量の測定の際、息を吐く速さ(流速、flow)と吐く量(volume)の変化を記録するもの。Volumeを横軸に、Flowを縦軸にしてカーブを書き、その形状を見て障害の程度を判定す [...]

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粉じん発生施設
 粉じんを発生させるとして大気汚染防止法で規制を受ける施設。法律では、一般粉じん発生施設と特定粉じん発生施設の2種類が規定されている。一般粉じん発生施設としては、コンベア、堆積場、破砕機・磨砕機、ふるい、コークス炉の5種 [...]

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ペテルゼン式硫酸製造装置
 ドイツ人ペテルゼンが開発した、硝酸を利用して亜硫酸ガスから硫酸を製造する方法。この技術は、住友鉱業が導入した時点ではまだ実験レベルであったが、実用化に向けて開発を進め世界で最初の稼動にこぎつけた。

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