大気環境の情報館

自然史

疫学で使用される専門用語で、医学的な措置を加えない状態で推移する疾病の経過というような意味合いを持つ。通常、その疾病にかかっていない時期(感受性期)があり、その後、何らかの理由で異常が発生するが臨床症状は無い時期(前臨床期、潜伏期)、臨床症状が現れ疾病と診断される時期(臨床期)というように経過していく。この経過を疾病の自然史と呼んでいる。

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