ぜん息などの情報館

正しい吸入方法を身につけよう~吸入薬の使い方

正しい吸入方法の大切さ(動画)

近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科
東田 有智 教授

※動画内の「このビデオ」とは、それぞれの吸入器のページにある吸入方法の動画です。

どんな吸入方法がよいか

薬を気管支に届ける方法は、おもにpMDI(加圧噴霧式定量吸入器、ガスの圧力で薬剤を噴射する)、DPI(ドライパウダー定量噴霧器、自分で粉末型の薬剤を吸入する)、SMI(ソフトミスト定量吸入器、吸入液をゆっくり噴霧する)に分かれています。また、吸入を補助するための器具もあります。
詳しい吸入の手順などは、それぞれの吸入器のページから動画が閲覧できるので、そちらをご覧ください。
※液体の吸入薬の場合は、ネブライザーを使うと便利です。

長期管理薬の吸入器
吸入器種別/商品名 特徴 分類
エアゾール製剤(長期管理薬)
エアゾール製剤
・薬剤を噴霧するため、強く吸い込まなくても吸入できる
・噴霧とタイミングを合わせて吸い込むため、慣れが必要
・スペーサーや補助器具を使うことで、より簡単な吸入が可能
pMDI
エアゾール製剤+スペーサー
エアゾール製剤+スペーサー
・薬剤を噴霧するため、強く吸い込まなくても吸入できる
・噴霧とタイミングを合わせて吸い込むため、慣れが必要
・スペーサーや補助器具を使うことで、より簡単な吸入が可能

スペーサーの主な種類

pMDI
エアゾール製剤+スペーサー+補助器具
エアゾール製剤+スペーサー+補助器具
・薬剤を噴霧するため、強く吸い込まなくても吸入できる
・噴霧とタイミングを合わせて吸い込むため、慣れが必要
・スペーサーや補助器具を使うことで、より簡単な吸入が可能

スペーサーの主な種類

pMDI
タービュヘイラー/シムビコート、パルミコート
タービュヘイラー/シムビコート、パルミコート
・下部グリップを回すことで薬剤を充填する
・薬剤の粒子が非常に小さいので、肺によく届く
・吸入口がくわえやすい
DPI
ツイストヘラー/アズマネックス
ツイストヘラー/アズマネックス
・キャップを開けると薬剤が充填される
・薬剤の粒子が非常に小さいので、肺によく届く
・残量がゼロになるとキャップが開かなくなるため、わかりやすい
DPI
ディスカス/アドエア、フルタイド、セレベント
ディスカス/アドエア、フルタイド、セレベント
・吸入器と薬剤の一体型なので操作が簡単
・自分のタイミングで吸入できる
・カウンターの数字で残量が確認できる
DPI
エリプタ/レルベア
エリプタ/レルベア
・カバーを開けると薬剤が充填される
・1日1回の吸入で、24時間効果が持続する
・2種類の薬剤を同時に吸入できる
DPI
レスピマット/スピリーバ
レスピマット/スピリーバ
・ガスを使用せずに、液体を細かい霧状にして噴射する
・噴射時間が長いため、比較的簡単にタイミングを合わせられる
・最初のセットおよび操作時にある程度の力が必要
SMI
ディスクヘラー/フルタイド、セレベント
ディスクヘラー/フルタイド、セレベント
・比較的強く吸い込む必要がある
・薬剤が入ったディスクを交換し、吸入する
・ディスクに書かれた数字で、残量が確認できる
DPI
ぜん息発作時に使う薬の吸入器
吸入器種別/商品名 特徴 分類
エアゾール製剤(発作治療薬)
エアゾール製剤
発作を起こした際のエアゾール製剤の使用について解説します。
・薬剤を噴霧するため、強く吸い込まなくても吸入できる
・噴霧とタイミングを合わせて吸い込むため、慣れが必要
・スペーサーや補助器具を使うことで、より簡単な吸入が可能
pMDI
スイングヘラー/メプチン
スイングヘラー/メプチン
発作を起こした際のスイングヘラー使用について解説します。
・手の平サイズで、携帯性に優れている
・吸入器と薬剤の一体型なので操作が簡単
・カウンターの数字で残量が確認できる
DPI
ぜん息以外に使う吸入器
吸入器種別/商品名 特徴 分類
ディスクヘラー/リレンザ
ディスクヘラー/リレンザ
リレンザはインフルエンザ治療のための吸入薬です。
・インフルエンザ感染後にできるだけ早く使用する
・薬剤が入ったディスクを交換し、吸入する
・自分のタイミングで吸入できる
DPI
イナビル
イナビル
イナビルはインフルエンザ治療のための吸入薬です。
・インフルエンザ感染後にできるだけ早く使用する
・吸入器と薬剤の一体型なので操作が簡単
・1回の吸入ごとに使い捨てる
DPI
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