ぜん息などの情報館

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肺機能検査
肺機能は換気機能とガス交換機能に大別され、これらの生理的機能を臨床的に評価する検査法。ぜん息では、肺機能検査によって発作の程度やぜん息の重症度、経過の観察、薬物療法の効果などを客観的に知ることができる。呼吸機能検査ともい [...]

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非アトピー型ぜん息
アレルゲンが見つからず、病因が特定できないぜん息。成人発症のぜん息にこのタイプが多い。→アトピー型ぜん息

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ピークフロー
息を思い切り吸い込んで、一気にはき出したときの息の最大の速さ、いわば最大瞬間風速。ぜん息発作のとき、発作が重いほど息をはき出すのが困難になり、ピークフロー値は低下するので、発作の程度を客観的に知ることができる。 また、非 [...]

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肥満細胞
マスト細胞ともいう。アレルギー反応に深く関与する。肥満細胞表面にIgEと呼ばれる免疫グロブリン(免疫に関与するタンパク質)が付着し、アレルゲンと反応すると、ヒスタミンなどの化学伝達物質を放出して、ぜん息発作やアレルギー性 [...]

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鼻翼呼吸
息を吸うとき、小鼻が開くような息づかいで、主に小児に見られる。呼吸困難が強くなると、鼻翼呼吸をするようになり、中発作から大発作へ移行しつつあると考えてよい。指示された治療を行っても改善しなければ、直ちに診療を受けるべきで [...]

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腹式呼吸
横隔膜、腹筋を有効にはたらかせた呼吸。有効な換気を効率よく行える呼吸法で、ぜん息発作時に利用することがすすめられる。まず、息をはくときにおなかを引っ込め、次に、息を吸うときにおなかを膨らまる。吸気時間1に対し呼気時間を3 [...]

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副流煙
火のついたたばこから立ち上る煙。喫煙者がフィルターを通して吸う主流煙より、間接的に吸い込む副流煙のほうが有害物質が多く含まれている。

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フローボリューム曲線
息をはくときのスピードと量を測定すると出てくるグラフ。ぜん息の重症度を見るために行う肺機能検査のひとつ。重症な人ほど下に凸なカーブを描く。ピークフロー値が正常でも、息をちょうど半分はいたときのスピードが低下していると、細 [...]

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β2刺激薬
気管支平滑筋にある交感神経のβ2受容体を刺激して、収縮していた平滑筋を弛緩させ、気管支を拡張する作用をもつ薬剤。短時間作用型でリリーバー(救急薬、発作治療薬)として使用されるものと、長時間作用型のコントローラー(長期管理 [...]

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β2刺激薬の定量噴霧式吸入剤(MDI、ハンドネブライザー)
短時間作用型β2刺激薬のハンドネブライザーは、即効性で吸入直後から2、3分以内に効果が得られ、少量で有効で全身的な副作用が出にくく、どこでもいつでも吸入できるという長所がある。しかしβ2刺激薬ハンドネブライザーへの過度の [...]

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発作
ぜん息の主な症状はせき、ぜん鳴、時にこれらを伴う呼吸困難の発作である。発作はその程度により、小発作、中発作、大発作、呼吸不全とに分けられる。ぜん息発作を一度起こすと、気管支の粘膜が傷つき、刺激に対し非常に敏感になるため、 [...]

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発作治療薬
発作を速やかに改善するために使用する薬のこと。ぜん息をコントロールする長期管理薬(コントローラー)に対し、リリーバー、救急薬ともいう。

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ホルムアルデヒド
強い刺激臭をもつ無色、可燃性の気体。建材の接着剤などに使われ、アレルギー反応やシックハウス症候群との関連が疑われている。なるべく使用を避けること、使用後や新・改築の家屋では室内のこまめな換気が必要である。

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