ぜん息などの情報館

長期管理薬

ぜん息をコントロールする薬で、発作治療薬(リリーバー)に対して、長期管理薬(コントローラー)という。
日ごろから、必要十分なコントローラーを使用しながら環境の改善をはかることにより、ぜん息発作を消失あるいは予防し、気道過敏性を改善させることができる。その結果、ぜん息の悪化やぜん息死を防ぎ、日常生活の質(QOL)を改善することが期待できる。
抗炎症薬(主に吸入ステロイド薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬、徐放性テオフィリン薬)が基本となり、必要に応じ長時間作用型β2刺激薬を加える。 長時間作用型β2刺激薬は気道過敏性を改善しないので、この薬剤のみで長期管理は行わない。

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