ぜん息などの情報館

有症率・有病率

過去12ヶ月以内に、ぜいぜい、ヒューヒューしたことがありますか?という問いにハイと答えた場合は、国際的に「喘息症状あり」=有症率に加えられる。一方、医師による喘息の診断に加え、喘息症状がある、もしくは抗喘息薬を使用している場合は、「喘息あり」=有病率として加えられる。国際的には医療施設が不十分な地域も多いため、有病率よりも有症率で比較される場合が多い。2006年の、日本人20~44歳全国調査における喘息有症率は9.4%、有病率は5.4%であり、ここ20年で2〜3倍に増加している。一方、小児喘息の有症率は15%以上と考えられており、ここ20年で約2倍に増加している。

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