ぜん息などの情報館

RAST

個々のアレルゲンに対するIgE抗体の有無と量を知る検査法。反応の強さを0~6段階に分けてスコア化し、例えばダニ6、卵3などと表す。スコア2以上でIgE抗体陽性と判断する。RASTスコアが高いとそのアレルゲンがアレルギー症状の原因になっている確率が高くなるが、必ずしも症状の原因とはいえず、逆にスコアが低くてもそのアレルゲンで激烈な症状を呈することもある。陽性アレルゲンが本当にアレルギー症状の原因になっているか否かは、病歴と併せてある程度判断できるが、最終的にはアレルゲンを投与して判断しなければならないこともある。

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