ぜん息などの情報館

た行

大発作
小児では、ぜん鳴が著明で、日常生活は不能かそれに近い状態である。話しかけても返事ができず、遊び・食事・睡眠ができない。会話も単語がやっと話せる程度。呼吸困難は著明で、起坐呼吸、時にチアノーゼを認める。指示された薬を服用後 [...]

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ダニ
小児ぜん息の80~90%、成人ぜん息の50%は、ダニ(チリダニ)が原因といわれている。小児ぜん息が増えてきた背景には、家屋構造の気密化、生活様式の洋風化によるダニの増殖が関与するともいわれている。→チリダニを参照

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鍛錬療法
毎日身体を鍛えたり、ぜん息キャンプに参加することなどによって、呼吸機能や自律神経機能を改善し、持久力を増進させ、自信をもたせることを目的とした、主に小児ぜん息で行われる治療。 皮膚の鍛錬(乾布摩擦、水かぶり)、水泳、ラン [...]

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チアノーゼ
口唇、顔面、爪が紫青色ないし暗赤色を呈する状態。 血液中の酸素が減少(通常の66%以下)し、血液中の酸素が結合していないヘモグロビン(還元ヘモグロビン)が5g/100ml以上になったときに見られる。ぜん息では大発作以上で [...]

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中発作
小児では、明らかなぜん鳴があり、日常生活が制約される。話しかければ返事はするが、機嫌はやや不良。遊びはやや困難、食事もやや不良で、睡眠中に何度か目を覚ます。陥没呼吸、呼吸困難を認める。直ちに指示された服薬(吸入・内服)し [...]

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長期管理薬
ぜん息をコントロールする薬で、発作治療薬(リリーバー)に対して、長期管理薬(コントローラー)という。 日ごろから、必要十分なコントローラーを使用しながら環境の改善をはかることにより、ぜん息発作を消失あるいは予防し、気道過 [...]

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長時間作用性刺激薬β2刺激薬
気管支平滑筋のβ2受容体を刺激することによって収縮した気管支平滑筋の緊張を和らげる作用をもつ薬剤で、従来の短時間作用型β2刺激薬の作用時間が6~8時間程度であったのに対し、より長時間作用する。セルベント®(吸入薬 [...]

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チリダニ
室内のチリや布団、じゅうたん、ソファの中などに生息している体長0.3mm前後のダニで、人を刺したりしないが、そのふんや死がいがぜん息やアレルギー性鼻炎の主な原因となっている。 チリダニの最も繁殖しやすい条件は、室温25℃ [...]

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テオフィリン薬
気管支拡張剤の一種で、内服薬(徐放薬:テオドール®、テオロング®、スロービッド®、ユニフィル®など、速効剤:ネオフィリン®、テオコリン®など)、注射薬(ネオフィリン® [...]

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特異的アレルゲン免疫療法(減感作療法)
スギ花粉症やダニアレルギーなどに対し、そのアレルゲンエキスを定期的に皮下注射や舌下内服することで、アレルギー反応をおきにくくする治療方法である。100年の歴史があり、その有効性は世界的に確立されているが、より効果的な患者 [...]

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トロンボキサン
アラキドン酸より生合成される生理活性物質。トロンボキサンA2には気道過敏性形成に強く関与するとされる。

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トロンボキサン阻害薬
抗アレルギー薬。トロンボキサンA2の産生を抑えるトロンボキサンA2合成酵素阻害薬(ドメナン®、ベガ®)と、トロンボキサンA2の作用を抑えるトロンボキサンA2合成酵素拮抗薬(ブロニカ®など)の2種類 [...]

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