ぜん息などの情報館

Q1-3 ぜん息死を防ぐためにはどうしたらいいですか?

A1-3

1.ぜん息で死ぬこともあることを知っておくこと
まれですが、ぜん息で死ぬこともあることをよく認識し、自分のぜん息は軽いからと、甘く見すぎないことです。ぜん息日記(誌)を正確に記録し、ピークフローを測定して、自分の状態をよくつかむとともに、医師にもぜん息の状態をよく理解してもらい、適切な治療を続けることが大切です。

2.β2刺激薬定量噴霧式吸入器(ハンドネブライザー)を使う場合には、注意をよく守る
吸入して2、3時間以内に再び吸入しなければならない時は、吸入したうえで病院へ行くこと。吸入回数が1週間に1回以上に増えたらぜん息が重くなってきた可能性があります。治療について医師に相談したほうがよいでしょう。

3.発作に対する治療プランを立てる
発作時にはどうすればよいか、医師によく指導してもらい、できれば治療内容などを書いた文書をもらっておきます。また、家族とも発作時の対処について相談しておきます。発作が重くなって話すのもつらいときは、歩くと急に悪くなることがあるので、周りの人に救援を求め、場合によっては救急車を呼んでもらいます。

4.治療を継続して発作がない状態を保つ
ぜん息死を防ぐためには、日ごろからぜん息の原因となっているものを取り除くよう努力するとともに、必要な治療を続け、発作がない状態を続けることが最も重要です。

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