ぜん息などの情報館

【実践編】口すぼめ呼吸

口すぼめ呼吸の練習

動画で確認しましょう

※右下にあるボタンをクリックすると全画面表示になります

手順1

はじめは呼気に意識を集中して、軽く口をすぼめて息を吐き出します。

ポイント
呼気の長さや呼吸数は意識しなくて構いません。

手順2

呼気時に口すぼめを徐々に強めていきます。

ポイント
強く口をすぼめ過ぎると、腹部の筋が強く収縮し、息切れが強くなることもあるので、注意が必要です。

手順3

吸気が1に対して、呼気が2倍になるように徐々に口をすぼめていってください。

ポイント
もしも息切れが強くなったら手順1に戻り、再度順番に繰り返してください。

ワンポイント・アドバイス

こんなときに口すぼめ呼吸を

  • 動作の開始に合わせておこないましょう。息切れが軽くなります。
  • たとえば階段昇降時など、動作中におこないましょう。
    息切れが楽になれば上手になった証拠です。

知っておこう

  • 口すぼめ呼吸をやめると、効果が失われます。
  • 肺が硬くなる間質性肺炎などには有効ではない場合がありますが、口すぼめ呼吸で呼吸を整えることで、息切れが楽になることもあります。

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