WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

すこやかライフNo.40 2012年10月発行

いまよりもっとからだを動かそう!
小児ぜん息と運動:運動不足がちな現代っ子 身につけよう運動習慣!

「体力がない」「これ以上運動はできない」と思いこんでいませんか?

思いこみイメージ

「運動をすると調子が悪くなるので、したくない」「息が切れるから、少ししか運動できない」「つらくて苦しいから、運動は嫌い」 こんな風に思っている人はいませんか?

ぜん息の場合、ちょっとした運動でも、息切れやせき込み、呼吸困難などのぜん息症状が起きることから、「自分には体力がない、運動能力がない」と思い込んでしまいがちです。
小さい頃から運動をするたびに症状が出るため、「運動で発作が出るのは当たり前」と思っている人も少なくないでしょう。

この運動をすると苦しくなる現象は、運動により一時的なぜん息症状が起きる「運動誘発ぜん息」と呼ばれるもので、決してそれが本来の運動能力であったり、運動をして息苦しいのが当たり前のことではないのです。

運動誘発ぜん息は、20〜30分くらいで症状が治まるため、学校などで起こったとしても、帰宅時にはいつもと変わらないことから、運動により発作が出ていることを保護者が知らないことも多いようです。

とくに小児のぜん息ではよく見られる症状です。まずは、運動をして症状が出ていないか、本人、保護者とも、いまの状態を正しく把握することが大切です。


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