WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

すこやかライフNo.40 2012年10月発行

いまよりもっとからだを動かそう!
小児ぜん息と運動:運動不足がちな現代っ子 身につけよう運動習慣!

運動誘発ぜん息予防には、マスクとウォーミングアップが効果的

予防のポイント 1. 長期管理薬を中心とした日常管理をしっかり行う ●ふだんからぜん息のコントロール状態を良好に保ちましょう。 2. マスクをする ●冬場はとくに、マスクをつけたまま運動をはじめると効果的です。体が温まったら、はずしてもよいでしょう。 3. 運動前に十分なウォーミングアップを行う ●十分なウォーミングアップはからだを温め、しばらくは発作が起きにくくなります。

運動をすると、からだにたくさん酸素をとり入れようとして呼吸が速くなります。吐き出す息には水分が含まれていますので、呼吸が速くなると気道から急激に水分と熱が失われ、気道は渇いて冷たい状態となります。この気道の乾燥と冷却が気道を刺激し、運動誘発ぜん息を起こすと考えられています。

このため、冬場の冷たく乾燥した環境や、気道がより過敏になっている重症のぜん息の人、日頃のコントロールが不十分な人ほど起こりやすいといわれています。

これらのことから、運動誘発ぜん息を予防するには、気道の乾燥と冷却を防ぐために「マスクをする」ことが効果的です。冬場の冷たく乾燥した環境ではとくに効果があります。また、運動をする前に「ウォーミングアップ」を十分に行い、からだを温めることも予防には有効です。

このほか、吸入ステロイド薬やロイコトリエン受容体拮抗(きっこう)薬などの長期管理薬による薬物療法や、身の回りからアレルゲンをとり除く環境整備などをしっかり行って、ぜん息を良好な状態にコントロールしておくことも忘れないようにしましょう。


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