WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

すこやかライフNo.40 2012年10月発行

いまよりもっとからだを動かそう!
小児ぜん息と運動:運動不足がちな現代っ子 身につけよう運動習慣!

もし運動誘発ぜん息が出たらいったん運動をやめて呼吸を整えましょう

起きてしまった時の対処ポイント 1. いったん運動をやめる●楽な姿勢で休みます。 2. 腹式呼吸で呼吸を整える●ふだんから腹式呼吸をマスターしておきましょう。 3. 水分を補給する 3 までで改善しない場合は……4. 気管支拡張薬を吸入する 5. 改善したら再開OK。 改善しない場合は、医療機関へ

小児のぜん息では、運動誘発ぜん息は多くの人に起こりやすい現象で、運動をはじめて5~10分ほどで起こることが多く、とくに治療をしなくても20~30分程度で自然に治るケースがほとんどです。運動中に起こっても、あわてずに様子を見ながら対処するようにしましょう。

まずはすぐに運動をストップして休める場所に移動し、楽な姿勢で腹式呼吸をして呼吸を整えます。気道が渇いている状態にあるため、少しずつ水分をとりながら様子を見て、それでも症状がおさまらなければ気管支拡張薬( β2刺激薬など)を吸入します。運動誘発ぜん息は、一度起こるとその後しばらくは起こりにくくなる(不応期)ことから、呼吸がもとのように回復したら運動を再開して問題ありません。もし改善しなかったり、息苦しさ(呼吸困難感)が強い場合は、医療機関を受診しましょう。

また、小児の場合、園・学校やクラブ活動などで運動誘発ぜん息が起こると、周囲に「さぼっている」などと誤解されることも少なくないようです。日頃からぜん息児本人と保護者、園・学校関係者が、運動誘発ぜん息について正しい知識を持ち、連携をとりながら対応していきましょう。


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