WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

すこやかライフNo.40 2012年10月発行

いざというときに備えよう!アナフィラキシーに対応するために

アレルギーを持つ人なら誰に起こっても不思議ではない「アナフィラキシー」

即時的食物アレルギー症状

アナフィラキシーとは、アレルギーの原因物質(アレルゲン)に触れたり、食べたりしたあと、すみやかにからだの複数の臓器に全身性のアレルギー症状が現れる状態をいいます。ぜん息と同様、アレルゲンに曝露後、数分から数十分以内に症状が現れる急性アレルギー反応(即時型アレルギー)の一つです。

症状が進行すると、全身にじん麻疹が広がったり、呼吸困難や腹痛、嘔吐(おうと) 、下痢などが悪化していきます。血圧の低下をともない、ショック症状に陥った場合は、アナフィラキシーショックと呼ばれ、危険な状態となります。

原因は、食物、薬物、蜂毒などですが、小児ではその多くが食物による反応です。アナフィラキシーは、アレルギーがある人ならば、起こりやすさは別にして、誰に起こっても不思議ではありません。左のグラフのように、即時型食物アレルギーを発症した人の約11%は、アナフィラキシーショックを起こす危険があるというデータもあります。

アレルギーのある人が増えているいま、アナフィラキシーが起こった場合に備え、しっかりとした知識を持って対処の仕方を知っておくことは、とても大切なことです。


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